さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

奥多摩の山のほとんどはピークを踏んでいると思いますが、まだ踏んでいなかった麻生山へ登りました。まずまずのペースだったようです

2022-02-02 22:58:56 | ザイルと焚火と焼酎と
僕はもともとあまり速く歩くタイプではありません。
キョロキョロといろんなモノに目が行ってしまいますし、立ち止まってしまいます。
もちろん急ぐ必要性がある時には、速く歩きもしますし、走ったりもします。
でも、平常時のスピードは山にしょっちゅう行く山屋としては普通だったと思います。
僕の知り合いには化け物みたいに速く歩ける奴もいました。
上高地起点で槍ヶ岳~北穂~奥穂~前穂ピストン~西穂~上高地を24時間で歩いたりする奴です。
別のアルパインクライマーの若者は普通に歩いてコースタイムの半分ほどで歩くんです。
こんな奴らと同行すると、僕はいくら頑張っても追い付けません。
だからと言って、歩くのが遅かったわけではありません。
どちらかと言うと、速かった方だとは思います。
でも、ちょっとだけ速いくらいでしょうね。

それが3年間、自分のペースで歩くこともなく、2021年は11月に登山再開するまで1回も歩きませんでした。
僕の脚の筋肉は衰えてしまいます。
2019年と2020年は常にさっちゃんと歩いていますから、僕の脚の筋力もさっちゃんと同じレベルにまで下がってしまったのです。
それを昨年の11月から山体力復活計画を立ち上げ、ここまで続けて来ました。
しばらくして気付いたのは、山体力の復活が容易ではないこと。
何回か歩いて、山への慣れが戻ったら同時に山体力も戻るような、そんな安易なものではないということです。
脚の筋肉自体が弱く細く少なくなってしまっていることに気付いたのです。
筋肉を付けるためには数回山を登るくらいでは解決しません。
スポーツジムでウェイトトレーニングをしても、それなりの成果が少しでも実感できるのは最低でも3ヶ月後くらいからです。
僕自身は最低でも数ヶ月はかかると思っています。
早くても桜の咲くころ、まあ初夏のころに成果が実感できていれば上出来でしょうね。
当然、さっちゃんのこともありますから、入院中の今のように気儘に山へは行けなくなるでしょうしね。

前回からスタートした『標準コースタイムで歩く』シリーズも今回で2回目です。
前回の青梅丘陵よりも少しだけ標高差も歩く時間も増やしました。
結果は標準コースタイムの105%でした。
まあまあですね。
詳細は『ザイルと焚火と焼酎と』を読んでください。
『標準コースタイムで歩く』シリーズ№2 ――― 105% 麻生山を登り、金比羅尾根を下りました


▲10:43。麻生平に飛び出す直前。向こう側に広がる景色に期待が高まります。

以下に山行時間の詳細を記しておきます。
              僕がかかった時間   コースタイム
白岩滝バス停~白岩滝      18分         30分
白岩滝~麻生山         62分         60分
麻生山~琴平神社        120分         100分
琴平神社~武蔵五日市駅     46分         45分
トータル            246分           235分


休憩込みだとまだ130%ですから、まだまだですね。
それにバス停から白岩滝までのコースタイムが30分なのは可笑しいと思います。
そこを除いて、白岩滝~麻生山~琴平神社~武蔵五日市駅だけで比較すると、111%になります。
その数値の方が妥当でしょうね。
ゆくゆくは、コンスタントに100%は僅かでも切るくらいでないと、駄目ですね。
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