さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

胃瘻造設手術のために入院するさっちゃん。僕は105日ぶりにさっちゃんに会い、手を握り、身体に触れました

2022-07-26 23:53:25 | 胃瘻

昨日7月25日は胃瘻造設手術のためにさっちゃんがT病院に入院する日でした。

朝10時20分にI老健へ電話を入れました。

今日のスケジュールの確認です。

特に、T病院での手続き終了後、I老健へ戻って来る必要があるのか否かがポイントでした。

戻ってくる必要はなく、病院からは直接帰宅してもいいとのことでした。

ですから、自宅から比較的近いT病院まで自転車で行き、そこからI老健までは歩くことにしました。

40分くらい歩きました。

 

I老健へ12時30分ころに着き、洗濯物の交換をしようとすると、「退所するので預かれません」とのこと。

「来週にはまた戻って来るのですから」と言ったのですが、無理なようです。

洗濯物ばかりか、櫛やクリーム、口腔ケア用品まで全部の所持品を渡されましたから、僕も諦めざるを得ません。

ザックはパンパンになり、その上、大きな紙袋まで手にしています。

 

するとすぐに、さっちゃんが車椅子に乗ってこちらに来ました。

105日ぶりの再会です。

実に、コロナ憎し! ですね。

コロナ禍がなければ、毎日面会が出来たのに!

玄関前で待機していてくださった介護タクシーに乗りました。

 

▲12:37。介護タクシーの中です。今回はさっちゃんの車椅子のすぐ横の席に座ることが出来ました。さっちゃんの手を取って、ずっと握ったり擦ったりしていました。でも、さっちゃんはずっと目を閉じたまま。眠たいのでしょうか? 何も喋りません。

 

T病院に着くと、介護タクシーの方2名と僕だけですから、どこで受付してもらえばいいのか分かりません。

介護タクシーの方が受付で聞いてくれています。

入退院窓口へ行き、その前で待つことになりました。

 

▲13:12。入退院窓口の前です。さっちゃんは頻繁に目を開けてくれるようになりました。それに小声ですが、なにやら喋ったりもしています。もちろん意味不明ですけどね。僕はさっちゃんの手を握って、肩を抱いたり、額を撫でたりし続けています。以前のデイサービスでもそうでしたが、さっちゃんはよく髪の毛を三つ編みにしてもらっています。I老健でも同じみたいで、細い三つ編みですけれど、左右に2本編んでもらっていますね。

 

この後、ストレッチャーが運ばれて来て、そちらに移りました。

写真の車椅子は介護タクシー会社のものですから、介護タクシーの方もやっとお役ご免に。

料金を支払います。

普通のタクシーの5倍はしますね。

 

ストレッチャーで移動しながら、様々な検査を行ないました。

13時45分、綿棒を鼻に入れました。

コロナの抗原検査でしょうね。

13時50分、採血をしました。

けっこう多量の血液を採りましたね。

 

▲14:09。検査と検査の間、長く待たされました。僕は飲み物は持って来ていて、時々飲んでいました。お菓子も持って来ていたのですが、病院内ですから、食べるのは差し控えています。お腹が空きましたね。そのうち、感じなくなってしまいましたけれど。さっちゃんは目を開けている時の方が長くなりました。「目をつむって寝てたら」と言うのですが、目を開け続けていました。この写真で分かるかと思いますが、経鼻経管が鼻とこすれて、鼻に傷が付いていますね。赤くなって痛そうです。管を止めているテープも汗で剥がれそうになっています。

 

14時20分、レントゲン撮影。

14時40分、CT。

ここまでは各部署の看護師さんが次の検査場所まで連れて行ってくれたのですが、ここからはついに自分で行かなければならなくなりました。

「青い線に沿って行ってください」と言われて。

14時50分、生理検査室へ。

ここでは何の検査をしたのでしょうね?

これで検査終了です。

14時57分でした。

 

続いて、15時15分、担当医師とのお話がありました。

胃瘻造設手術の簡単な説明と発生しうる危険性の確認がありました。

また、重篤な事態になった際に、人工呼吸等の延命措置を取らない点の確認もありました。

手術は27日(水)の朝に実施されるそうです。

15分ほどで終わるんだとか。

面会は出来ませんし、立ち合いも不要とのことです。

 

その後、看護師さんからのこれまでの経緯等の聞き取りがありました。

2016年の認知症との診断、2018年の意味性認知症との診断、そして昨年11月からの大腿骨転子部骨折、さらには肺炎。

簡潔に説明しました。

 

16時10分、病棟からベッドを伴って、看護師さんが来ました。

さっちゃんをストレッチャーからベッドへ移し、エレベーターで上階の病棟へ向かいました。

 

▲16:19。病棟に到着しました。これでしばらくはさっちゃんともお別れです。

 

16時20分、さっちゃんは病棟内へ運ばれて行きました。

 

僕にとっては、そこからが長かったですね。

看護師さんから幾つか説明を受けたり、数多くの書類に目を通してサインをしたりしました。

寝巻きや櫛やコップ等、必要なものは病院へ置いておくことになったので助かりました。

最終的にすべてが終了し、帰宅できるようになったのは18時のことでした。

疲れ切ってしまいましたから、夕食を作るのは諦めて、スーパーで惣菜1品買って帰りました。

後は、冷凍したご飯、納豆2パックに玉子も入れて、インスタント味噌汁でした。

この記事も、当日に書くつもりでしたが、何も手を付けずにすぐに寝てしまいました。

疲れました!

病院での時間は本当に疲れます。

 

そして今日、必要なタオルとバスタオルを届けに行きました。

入院申込書兼誓約書も持って行ったのですが、保証人等すぐには記入してもらえません。

何時までならいいのかと質問するつもりだったのですが、記入してなくても大丈夫とのことで、そのまま提出できました。

すべてが完了です。

とりあえずホッとしました。

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