さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

さっちゃんとネパール音楽を聴いてきました

2018-07-23 13:57:25 | お出かけ
さっちゃんは僕と出会う前からネパールには幾度か訪れています。
山の写真を撮ったりしていました。
僕も1回だけですが、エベレスト街道のトレッキングなどで2ヵ月間滞在したことがあるのです。
ですから、さっちゃんも僕もネパールが大好きですし、関心もあります。

山仲間に日本ネパール協会の方がいて、
土曜日に催される「ネパールミュージックコンサート」のお誘いを受けました。
僕もさっちゃんも喜んでの参加です。

シタールは北インドの古典音楽の弦楽器。
暑いインドの菩提樹の樹の下、けだるく、でも精神性も豊かな響きです。
バンスリはこちらも北インドの竹製横笛です。
どちらもそうでしたが、古典楽器なのに音域が幅広く、
伝統音楽はもちろん現代ミュージックまで弾き、吹けるのに感心しました。
打楽器の太鼓もありました。タブラというやはり北インドの太鼓です。
演奏の様子を見ていると、指先まで使って激しく、優しく、不思議な音色を打ち奏でます。
最後の方ではネパールからの少年少女(11歳、12歳)も登場し、ネパールの踊りを見せてくれました。
子供の踊りなんでしょうね。
淡い異性への憧れやほのぼのと可愛らしい姿が浮かびます。

音楽会は楽しく過ごせました。
終了後、参加していた山仲間のSS木さんと彼女の友人とで簡単に夕食を食べました。

帰路、さっちゃんは何故か不機嫌。
「もっと食べたかったのに」と言います。
あの時は「これも食べな」と何度も言ったのに、「もう食べられない」って断っていたさっちゃん。
それに、どうやら僕が他の二人といろいろと会話していたのが気に食わなかったみたい。
さっちゃんは時々同様なことがあります。
自分だけが会話の輪に加われない、自分だけがのけ者にされてる、そんな感じを抱いてしまうんでしょうか?
僕にはどうすることも出来ません。

「今日の音楽会は楽しかった?」と聞くと、
何それ? ってな感じ。
ネパール音楽を聴いてきたことをすっかり忘れてしまってます。

まあ、それでもいいと、僕は思います。
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