洗面所に行くと、さっちゃんが歯ブラシで髪を梳いていました。
僕はそれほどはびっくりしません。
さっちゃんに「髪の毛はこっちの櫛を使いな」
と、近くに置いてある櫛を手渡します。
物の名前を忘れていることは、さっちゃんにとってはごく普通のこと。
忘れるということは、「物」と「名前」とが結びついてないということですよね。
でも、さっちゃんが歯ブラシで髪を梳こうとするのは
「物」と「用途」も結びついていないということですよね。
結局、「名前」と「用途」も結びついてないでしょうね。
とは言え、「名前」と「用途」の結び付きよりは
「物」と「用途」の結び付きの方が少しは強い気がします。
さっちゃんに櫛を見せて手渡せば、髪を梳き始めるかもしれませんが、
「櫛がそこにあるから、それを使いな」とさっちゃんに言っても
櫛が髪を梳くためのものとすぐにピンとはこないでしょうし、
目の前にあっても、どれが櫛だかも分からないでしょう。
まあ、理屈をこねてもあまり意味ないですよね。
シャツをズボンのように穿こうとしたり、
台所のスポンジで食器を拭こうとしたり、
食事の乾杯で相手のジョッキを持とうとしたり、
他にも小さなビックリはたくさんあります。
僕がそれぞれを結び付ける役割を果たせばいいと思ってます。
僕はそれほどはびっくりしません。
さっちゃんに「髪の毛はこっちの櫛を使いな」
と、近くに置いてある櫛を手渡します。
物の名前を忘れていることは、さっちゃんにとってはごく普通のこと。
忘れるということは、「物」と「名前」とが結びついてないということですよね。
でも、さっちゃんが歯ブラシで髪を梳こうとするのは
「物」と「用途」も結びついていないということですよね。
結局、「名前」と「用途」も結びついてないでしょうね。
とは言え、「名前」と「用途」の結び付きよりは
「物」と「用途」の結び付きの方が少しは強い気がします。
さっちゃんに櫛を見せて手渡せば、髪を梳き始めるかもしれませんが、
「櫛がそこにあるから、それを使いな」とさっちゃんに言っても
櫛が髪を梳くためのものとすぐにピンとはこないでしょうし、
目の前にあっても、どれが櫛だかも分からないでしょう。
まあ、理屈をこねてもあまり意味ないですよね。
シャツをズボンのように穿こうとしたり、
台所のスポンジで食器を拭こうとしたり、
食事の乾杯で相手のジョッキを持とうとしたり、
他にも小さなビックリはたくさんあります。
僕がそれぞれを結び付ける役割を果たせばいいと思ってます。