日曜日、谷川岳の南端、水上駅前の今倉山~湯蔵山~高倉山を目指しました。
でも、湯蔵山の直下まで行って、さっちゃんの疲労具合と時間を考慮した結果、引き返すことに。
谷川連峰は群馬県の最北、新潟県との県境にありますから、
自宅を早朝の4時25分に出発。
服装やザックの荷物はそのすべてを前日に僕が揃えておきました。
電車は高麗川駅と高崎駅で乗り換えます。
さっちゃんは何度も何度も「どこに行くの?」と聞きます。
「谷川に雪山を登りに行くんだよ」とそのたびに答えます。
さっちゃんは自分が山登りに行くこと自体も忘れてしまいます。
近くの奥多摩へ登りに行く際にはないことですね。
多分、遠くて時間がかかるからでしょうね。
山へ入っても、どこまで行くのかをよく聞きます。
「湯蔵山までは行きたいな~ぁ。本当は高倉山まで行きたいんだけど、無理だろうな。多分、途中で引き返すことになると思うよ」
休憩するたびに、地図を見せて、現在位置やこの先の予定を話してあげます。
全部忘れてしまうことは分かってるんですけどね。
予想通り、湯蔵山には到達できず、そのすぐ手前から引き返すことになりました。
それを告げると、さっちゃん「なんでここまで来たのに引き返すの? 行かないの?」と。
はっきりと不満な表情で訴えます。
珍しいこと。
このまま進むと、湯蔵山には何時ころ、その先の高倉山にも何時ころ、
それに、さっちゃんもだいぶん疲労してるみたいだから、もっと時間がかかるかもしれないでしょ。
きちんと説明します。
さっちゃんは少し、腰が痛くなりかけていましたし、脚も一度攣ったりしたのです。
理解してくれました。
下山していると、今度はまた自分が何をしてるか分からなくなります。
「どこに行くの?」と聞きます。
「下山して、水上駅に向かってるんだよ」と。
それは無事下山して、帰りの電車に乗っても同じでした。
「どこに行ってるの?」と心配そうに聞きます。
「家に帰ってるんだよ」と僕。
そんな問答を何度も。
地元の馴染みの居酒屋さんで二人で打ち上げ。
帰宅してすぐに入浴。
さっちゃんはすぐに就寝。
翌日の午後、さっちゃんに話しました。
「昨日はよく頑張って歩いたね」
「どこ歩いたかしら?」
「谷川の雪山に行ったじゃん」
「そうだっけ?」
さっちゃん、前日の大変だった雪山登山を忘れちゃったみたいですね。
でも、脚や腰は覚えてるようで、筋肉痛、疲労痛がいつもよりずっと酷いようです。
▲湯蔵山の手前です。もう少し進んで、引き返すことにしました。さっちゃんと8年前にも同じコースを歩きましたが、その時よりも80分以上遅れていますね。
でも、湯蔵山の直下まで行って、さっちゃんの疲労具合と時間を考慮した結果、引き返すことに。
谷川連峰は群馬県の最北、新潟県との県境にありますから、
自宅を早朝の4時25分に出発。
服装やザックの荷物はそのすべてを前日に僕が揃えておきました。
電車は高麗川駅と高崎駅で乗り換えます。
さっちゃんは何度も何度も「どこに行くの?」と聞きます。
「谷川に雪山を登りに行くんだよ」とそのたびに答えます。
さっちゃんは自分が山登りに行くこと自体も忘れてしまいます。
近くの奥多摩へ登りに行く際にはないことですね。
多分、遠くて時間がかかるからでしょうね。
山へ入っても、どこまで行くのかをよく聞きます。
「湯蔵山までは行きたいな~ぁ。本当は高倉山まで行きたいんだけど、無理だろうな。多分、途中で引き返すことになると思うよ」
休憩するたびに、地図を見せて、現在位置やこの先の予定を話してあげます。
全部忘れてしまうことは分かってるんですけどね。
予想通り、湯蔵山には到達できず、そのすぐ手前から引き返すことになりました。
それを告げると、さっちゃん「なんでここまで来たのに引き返すの? 行かないの?」と。
はっきりと不満な表情で訴えます。
珍しいこと。
このまま進むと、湯蔵山には何時ころ、その先の高倉山にも何時ころ、
それに、さっちゃんもだいぶん疲労してるみたいだから、もっと時間がかかるかもしれないでしょ。
きちんと説明します。
さっちゃんは少し、腰が痛くなりかけていましたし、脚も一度攣ったりしたのです。
理解してくれました。
下山していると、今度はまた自分が何をしてるか分からなくなります。
「どこに行くの?」と聞きます。
「下山して、水上駅に向かってるんだよ」と。
それは無事下山して、帰りの電車に乗っても同じでした。
「どこに行ってるの?」と心配そうに聞きます。
「家に帰ってるんだよ」と僕。
そんな問答を何度も。
地元の馴染みの居酒屋さんで二人で打ち上げ。
帰宅してすぐに入浴。
さっちゃんはすぐに就寝。
翌日の午後、さっちゃんに話しました。
「昨日はよく頑張って歩いたね」
「どこ歩いたかしら?」
「谷川の雪山に行ったじゃん」
「そうだっけ?」
さっちゃん、前日の大変だった雪山登山を忘れちゃったみたいですね。
でも、脚や腰は覚えてるようで、筋肉痛、疲労痛がいつもよりずっと酷いようです。
▲湯蔵山の手前です。もう少し進んで、引き返すことにしました。さっちゃんと8年前にも同じコースを歩きましたが、その時よりも80分以上遅れていますね。