東京国立博物館で開催されている、空海と密教美術展に行ってきました。
開館と同時に入る予定だったのですが、すでに長蛇の列でした。
雨傘ならぬ日傘がたくさん置いてあり、あまりに強い残暑の陽ざしに男性達もいちように傘をさしていました。
今回は、忘れられない貴重な体験をしてきました。
8体の仏像の間に入り、仏像曼荼羅の空間を体感できた事です。
目をつむると、果てしない空間に引きずり込まれていくようで、混雑しているはずの会場が物音ひとつ聞こえなくなり、あわてて目を開きました。
近い将来、京都の東寺に行き、21体の仏像が安置されている空間で、密教の宇宙感を示す立体曼荼羅を体感してきたいと思っています。
弘法大師空海直筆の素晴らしい書も目にする事が出来、微細ながら書に携わるものの一人として、意義のある一日になりました。
記念に、空海ゆかりの高野山開創1200年記念の小物などを購入してきました。
10月の下旬には法然と親鸞の特別展が始まるので、又足を運びたいと思っています。
「こうやくん」クリアファイル
「こうやくん」ストラップ
「東寺」の両界曼荼羅のハンカチ