先月、湯治目的で芦野温泉に予約を入れていましたが、交通事故で行けなくなり、今月改めて行ってきました。
新幹線の車窓から見た、雨上がりの景色に目が釘付けになりました。
真っ白に広がる雲海の上に顔を出している那須連山、そこに架かる大きな虹、まるで一幅の絵の中にいるようで、これを見るために予定を今日に変更したのかと思い違いをするほど素晴らしい景色でした。
芦野温泉のお湯の中でも、痛みに良く効くという薬草の湯はぬるめの半身浴で、7~8割は腰が曲がっているか足を引きずっている人達です。
みんな当たり前のように一時間位ゆっくりと浸かっています。
私も、繰り返しひたすらお湯に浸かっていたせいか、股関節の痛みも大分いいようです。
私にとってこの温泉は、温泉効果もさながら、田舎に帰った時のような懐かしくそして優しい気持ちになれる癒しの場所です。
両親が栃木県の生まれという事もあって、子供の頃聞いた懐かしい「なまり」に郷愁が呼び起こされるのかもしれません。
これからも通い続けたい場所の一つです。
今回の温泉行きは、久しぶりに夫と一緒でした。
夫は仕事をリタイアしてから出不精になり、家にばかりいるストレスからかひどく怒りっぽくなりました。
これさえなければ一緒に出かける機会も増やしていきたいのですが……。
今回は、温泉の敷地内にある石像のいくつかを写真に収めてきました。