今年も残りあと僅かになりました。日参している神社に年内最後のお参りをしてきました。日参を始めてから3年半が過ぎ、お参りを欠かしたのは入院、台風、連泊で出かけた時のなか日の、合わせて10日間ほどです。きっかけは夫の妹からの「母が大変です」との一本のメールからでした。遠くにいて何の力にもなれない自分が、唯一出来ることが神社へのお参りでした。
旭川にいる義母に会いに、飛行機、バス、タクシーを乗り継ぎ、一人で施設を訪ねてから5年近くの月日が流れ、今年再び会いに行ってきました。何しろ、元気にしている長男の夫に内緒で行くのですから大変です。96歳の義母は車椅子の生活ですが、介護タクシーを使い、病院や買い物には何とか一人で行っています。頭はしっかりしていて、私の頭のほうが危ういくらいです。そんな義母の姿を見て安心し、私の気持ちはもう十分に伝わっていると思いました。日参も年齢とともに負担に感じるようになり、来年からは無理のない程度に続けようと思っています。
そしてつくづく思うのは、健康長寿はありがたい事ですが、潤沢な資金があってこその長寿で、自分の先々を考えると不安が先にたちます。
先の見えない話になりました。明るい話題に切り替えます。11月に友人がミャンマーへ、12月に別の友人が函館へ行き、ラインで写真が送られてきました。
ミャンマーの子供たち。大人も子供も大変な親日家で、日本人とわかると現地の人が大勢集まってくるそうです。
函館山からの夜景。薄く雲がかかっていて雪が少し降っていたそうです。
石川啄木の像。薄っすらと雪をかぶっています。中学生のころ啄木の歌集を肌身離さず持っていて、歌をずいぶん暗記しました。昔覚えたものは今でも忘れていません。 函館をうたった歌です。”函館の青柳町こそかなしけれ 友の恋歌 矢ぐるまの花” 旅っていいな~
皆さま良いお年をお迎えください。