ラベンダー日記

小さな幸せ

一年を省みて

2014年12月30日 17時18分13秒 | 日記

 今年も残すところあと一日となりました。

明るい話題もいくつかありましたが、天変地異が相次ぎ人々のの明暗も大きく分かれました。本当に穏やかな年を望むのは無理な事なのでしょうか。

私的には、体調も昨年よりは良くなりましたが、年齢と共に次から次へと不具合が現れてきています。自律神経系の不調もいまだに落ち着かづすっきりしません。そんな中、今年も生活の一番の張りは仕事でした。自分の好きなことを仕事に活かす事ができ、本当にありがたいと思っています。元気でいられるうちは、今の筆耕の仕事を通して社会参加をし、多くの人達との関わりを大切にしながら、自分自身を向上させていきたいと思っています。

今年も無事に一年を過ごせた事に感謝をし、心静かに新しい年を迎えたいと思います。

皆さまにとっても、来年は良いお年でありますよう願っております。

 


あれから三年が過ぎ…

2014年12月11日 17時31分04秒 | 日記

 東日本大震災で被災した、宮城県気仙沼の地福寺のお地蔵さま(本尊延命地蔵菩薩坐像)の出開帳が、両国の回向院(えこういん)であると知り、友人と行ってきました。

住職に背負われ津波から逃れたお地蔵さまと、津波に流されながらのちに見つかり、修復されたというお地蔵さま2体の地蔵三尊を、気仙沼の地から運ばれた砂の上に立ってお参りしました。その後ろでは、昨年信州善光寺の出開帳で開眼された秘仏阿弥陀三尊像も公開されていて、荘厳さとまばゆいばかりの輝きに満ちあふれ、見る者を魅了しました。

復興を祈念して地福寺と回向院に安置するという、2体の仏像にも直接触れて結縁を結ぶ事ができました。気仙沼の記録写真展もあり、震災当初から現在に至るまでの復興の様子がパネルで展示され、薄れていく記憶の中で新たに当時が思い起こされました。僧侶の法話や、漫画家によるユニークな仏の世界展、その他日替わりのイベントや気仙沼物産市などもあり有意義な一日になりました。収益はすべて被災地支援に充てられるそうです。

震災で亡くなられた方々に思いを馳せ、自らの命を見つめなおすよい機会になりました。