皆様はどのようなお正月を過ごされたのでしょうか。私は、元旦はゆっくりと過ごせたので、好きな読書をしました。今年の初読みに選んだ本は、2017年7月にご逝去された聖路加国際病院名誉院長、日野原重明先生の「生きていくあなたへ」です。感動の言葉はたくさんありましたが、やはり今の自分に重なる言葉が心に残りました。いくつか抜粋させていただきます。
初めにと題して「私が言葉によって支えられてきたように、迷い傷ついたあなたの心へ、私の言葉が届くことを願っています。」とありました。
~書斎のファイルから~ 《一歩を踏み出せば 見えてくる景色が変わる 行動こそが不安を打ち消してくれる》 《待ち望む心 その希望を持つことで 私達には生き抜く力が与えられる》 《あなたの希望を分かちあうために あなたの時間を使うことが愛です》 《希望と愛の種を 悩む友の心の中に蒔きましょう》 《その深い悲しみも やがてはやさしい思いに変わる時が必ずきます》 最後に遺したかった言葉は「キープ・オン・ゴーイング!(前に進み続けよう!)」です。良い本に出合えた時には友人たちにも読んでもらい感動を共有しています。
二日には息子家族の来訪がありました。もうすぐ三歳と五歳になる孫たちは元気いっぱいで賑やかな一日になりました。子供の声は周りを和ませるだけでなく、こちらまで元気になり気持が若返ります。
日参している神社へ新年のご挨拶に行き、孫の無事な成長、諸々のこと、そしてこの一年が穏やかな年でありますようお参りしてきました。