甥の結婚式が椿山荘で執り行われ列席しました。式場の庭園が広くて立派だと聞いていたので、写真を撮りながら散歩をするつもりでいましたが、台風18号の影響で朝から雨模様となり諦めました。
翌日には電車が止まり、自宅前の道路は冠水し、強風が吹き荒れ、どうする事も出来ない状態でした。一日違いで台風の直撃を免れ本当に良かったです。当人達にとっても、式の翌日はホテルから一歩も出る事ができず、忘れられない思い出深い一日になったのではないでしょうか。
披露宴では「水合わせの儀」がとり行われ、両家の小さな行燈の前で、新郎新婦がお互いの実家から持ち寄った水を流し込みました。別々の水(環境)で育った二人が、家風を乗り越えて一つとなり、新たな家庭、環境を築いていけるようにとの願いが込められていて、古来からある儀式だそうです。
若い二人の幸せを願いつつも、我が子を慈しみ大切に育てた両親の気持ちを思うと、胸が熱くなりました。