先日の関東地方45年ぶりの大雪の日と翌週の大雪の日、ともに私は出勤日でした。
退社の時刻近くには、電車が止まったという情報が流れたので覚悟はしましたが、普段は通勤時間30分のところ、帰宅するまでに4時間半かかりました。
いつ動くかわからない電車の中で長い時間待ち、諦めて下車し、タクシー待ちの長蛇の列にも並びましたが、いつになるのか全く見通しがつきません。
一部の路線が運行を再開したという情報をたよりに電車を乗り継ぎ、大回りをしてやっとの思いで帰宅しました。帰宅してみると息子も土曜出勤で帰って来ていません。心配になり連絡をすると、駅でタクシー待ちを5時間して今やっと乗れたところだという事でした。親子で散々な一日になりました。家にいる家族からは、もちろんどちらにも連絡ひとつありませんでした。
この間、友人が心配して電車の運行状況を細かく何度も知らせてくれ、「もし電車が途中で止まったら、駅まで行くから家においで」と言ってくれました。この大雪の中わざわざ迎えに来てくれ、ご主人もいるのに泊めてくれるというのです。
涙が出るほど嬉しかったです。いい友人にめぐり合うことができて、それだけでも私は幸せだと思いました。
股関節の悪い私は、昨年の台風の時にも、電車もダメ、タクシーもダメ、最後には職場の人に車で迎えにきてもらい出勤しましたが、その数日後に足の冷えが原因の激痛におそわれ大変な思いをしました。
今回はホカロンも準備し、途中で貼り替えたりしながら冷えないように気をつけましたが、あの吹雪のような中では、ほとんど温かさも感じませんでした。いつまたあの激痛におそわれるのかと思うと、ここしばらくの間はひやひやものです。
今回の雪では、観光地で見る情緒的な雪景色と、日常生活にかかわる雪との大きな違いを見せつけられたような気がしました。
それでも2月生まれの私は、心を落ち着かせ癒してくれる雪が大好きなのです。
写真は2度目の雪の時、自宅のベランダから時間の経過とともに同じ場所を撮影したたものです。