孫が一歳半になりました。
三か月前に来た時には、泣きに泣きまくって手のつけようがなく、わずかな時間で引き上げていきました。その後保育園に行き始めたせいか、人にも大分慣れ大泣きする事もなくなったようです。
まだはっきりとした言葉は出ませんが、一人歩きも出来るようになりました。次に会うときにはどんな成長が見られるのか楽しみです。
夫が初めて、「可愛いな」という言葉を口にしました。今までは顔を見るたびに大泣きされていたので、可愛いという感情がわいてこなかったのでしょう。孫が帰った後で一言、「美人顔になるな」と言って私を呆れさせました。
今から爺バカを発揮しています。「爺ちゃん抱っこ」などと言って寄って来られたら、顔じゅうの筋肉が緩みっぱなしになって、もう元へは戻らないかもしれません。
友人と二人で新潟へ二泊三日の旅行に行って来ました。
鮭の遡上と夕陽の美しさで知られている村上市の瀬波温泉に宿をとり、ゆっくりのんびりと、気の向くままにレンタカーを走らせました。
酒処新潟の名酒を求めて地酒専門店へ、そして地元の鮮魚市場やスーパーなどへ立ち寄り、土地の人との会話も楽しみました。名所の笹川流れの観光船では、キャー、ヤダー、と言いながらカモメに餌をあげ久々に童心に帰ってきました。このあたりは岩礁が多いため船底が平らに造られているとの事で、少しの波でも船が揺れ、ちょっと怖い思いもしました。
お天気にも恵まれ、日本海への壮大な陽の入りを目の当たりにする事ができ、露天風呂では黄昏の光が湯面に溶けこんで、自分と海と夕陽が一体となり、あ～生きてる…と心が洗われる思いでした。
新潟のこしひかり、今朝獲れたばかりという、きすやすずきのお刺身、そして鮭料理も十分に味わいつくしてきました。初めて食べたのっぺい汁もとても美味しかったです。
昨年の秋ごろから体調が思わしくありませんでしたが、この三日間はあまり気にならずに過ごす事が出来ました。気分転換に、たまには環境を変えてみるのも大切な事なのかもしれません。
「来年は何処に行こうか…」「とりあえずは来年まで元気でいなくちゃね」とそんな話をしながらの帰り道でした。
浜辺に咲くはまなすの花
行く先々で見かける鮭
車窓からの景色
船上からの景色
餌を求めて船を追いかけるカモメ
日本海の陽の入り
