エンディングノート

　今月は私の誕生月です。

この時期がきたらエンディングノートを記入しようと以前から準備を進めていました。

そして今日書き終えました。

 

終活という言葉があるそうですが、やがて訪れる人生の終末に向けて、元気なうちからいろいろ考え、活動する事をいうそうです。 

エンディングノートは、　「人生の終末をこう迎えたい」という理想や希望を書き残せるようになっています。

終末医療にかかわる尊厳死や、延命に関する希望、葬儀に関する希望、相続、貯蓄やクレジットカード等の覚書き、連絡してほしい友人など記入出来るようになっています。

 

元気なうちから死の準備なんて縁起でもないと思う人も多いかも知れませんが、私は自分に突然の事が起きた時に、遺された家族が困ったり、迷ったりする事のないようにしておきたいと思っています。

そして「自分の最後は自分でプロデュースしたい」との思いもあります。

 

将来にさまざまな不安が見え隠れする昨今、先々の事を心配してもきりがありません。

心の準備をひとつひとつ済ませ、いざという時に慌てるこ事のないようにしておきたいと思っています。

そしてその心の準備が、明日からの人生を心豊かにし、自分らしい人生を送る事に繋がるのではないかと思っています。

 

自分の意思にそって、自分らしく幕引きが出来れば、これも小さな幸せの一つではないでしょうか。 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

福豆

　中山法華経寺で行われた、節分の豆まきに初めて行ってきました。

今年は年女なので、自分の邪気を少しでも追い払えればとの思いがありました。

 

相撲界や芸能界から大勢の人達が参加していて、あちらこちらから黄色い声が飛び交っていました。

なかでもひときわ目を引いたのが美輪明宏で、他の人にはない、何か特別なオーラを感じました。

 

豆まきが始まり、一粒でもいいからこの手で豆を受け取ろうと、両手を伸ばして頑張りましたが、なかなか取る事ができません。

 そして「これで豆まきを終了します」という放送が流れ、諦めて手を引きかけた時に、私のふところに

福豆と印刷された袋入りの豆が飛び込んできたのです。

  

びっくりするやら嬉しいやらで、鼻歌まじりで足取りも軽やかに、家に帰って来ました。

知人から、「福豆は早く食べた方がいいよ」と言われ、その晩のお酒のつまみに、さっそくいただきました。

 

福豆にあやかり、充実した良い年になる事を願っています。