今年も残りあと僅かとなりました。今年は、大きく分ければ良い年という事になるのでしょうか。世間ではノーベル賞受賞やラグビーW杯、北陸新幹線の開業など明るいニュースもいくつかありましたが、その陰ではイスラム国問題や、関東東北の鬼怒川堤防決壊、火山活動の活発化により多くの人達が大変な思いを強いられました。世の中の良し悪しも、人それぞれの置かれた状況や受け止め方で大きく変わってくるので、一概には何とも言えません。
個人的には、精神的にも身体的にも良いとは言えませんでしたが、それでも体のほうは昨年よりは少しづつ回復してきています。自分からなるべく気持ちを外に向けるようにし、気分転換をはかっています。又自転車に乗るのをやめて歩くようになってから、今までに見過ごしてきた小さなものにも目がいくようになりました。空の青さや、小さな虫や花の生命力、町並みやそこを行きかう人達の様子など様々です。昨年の今頃は、花をめでる気持ちのゆとりもありませんでしたが、今年は寒さの中で元気に花を咲かせている、シクラメンの凛とした姿に心ひかれました。来年は私も少しあやかりたい思いです。
小さな事はいろいろありましたが、この一年を大過なく過ごせた事に感謝をし、静かに年明けを迎えたいと思います。皆さまも、穏やかな良いお年をお迎えください。
シクラメン《和名:篝火花(カガリビバナ)》の花言葉は色によって違うそうです。赤は「嫉妬」「愛情」。
ピンクは「遠慮」「気後れ」「憧れ」「内気」「はにかみ」 ピンクにもいろいろあるので、花言葉もたくさんあるのですね。
白は「清純」「思いやり」。