森鷗外・夏目漱石など多くの文豪ゆかりの地でもあり、つつじの名所で有名な根津神社を訪ねました。1000株3000種が咲き誇るつつじ祭りも終わり、境内は都会とは思えない静寂さに包まれていました。
1900年前に日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が創祀したとされ、須佐之男命(スサノオノミコト)が主祭神であるこの神社は、東京十社の一社に数えられているそうです。関東大震災や、東京大空襲をくぐり抜けてきた強運の神社と言われ、国の重要文化財に指定されている由緒ある神社です。朱塗りの鳥居が連なる千本鳥居は圧巻でした。崇敬者達から、祈願成就のお礼に奉納されてきたそうです。
前回の谷中ぎんざと、森鷗外記念館、根津神社を急ぎ足で回りました。根津神社にはつつじの咲く頃、もう一度ゆっくりと訪れてみたいと思います。
館内は撮影禁止でした。
境内は約7000坪あるそうです。
楼門。この門を入ると、文豪達が腰かけて想を練ったという「文豪の石が」あります。
手水舎。
唐門。
唐門を囲む透塀。
社殿。拝殿の奥に幣殿・本殿とが一体に続く権現造り。
荘厳な造りです。ところどころに「卍」の文字が見えます。
花も終わり緑だけになったつつじ苑。
根津神社の境内にある末社の乙女稲荷神社。ここから千本鳥居が始まります。
強力なパワースポットで、通り抜けると邪気がきれいに祓われるそうです。
千本鳥居の途中にある乙女稲荷。
鳥居は実際には何本あるのでしょうか。とても数え切れませんでした。
祈願をかけた人達の思いが伝わってくるようです。
鳥居に囲まれていると、別の空間に迷い込んだような錯覚を覚えます。
御朱印。