三月いっぱいで、18年続けてきたホテルでの筆耕の仕事を退職しました。
私にとっては生活の大部分であり張りにもなっていましたが、今の社会情勢や機械化への移行に伴い、手書きを依頼する人も少なくなり、やむをえない事だと思います。手書きにはその人にしか出せない温かみや、人それぞれの味わいがあり、いつか必ず手書きの良さが見直される時がくると思っています。
子供が小学校に入学した時から27年間仕事を続けてきました。亡き両親が「もうゆっくり休んで、これからは自分の好きな事をして楽しみなさい」と言っているような気がします。今までやりたくても出来なかった事に少しずつ取組みながら、これからの長くはない人生を見直し、終活なども視野にいれながら前向きに努力をしていきたいと思っています。
焦らず慌てずのんびりと過ごしながら、心を充実させ精神的豊かさを取り戻すのが目的といわれているスローライフの生活を楽しむ事にします。