友人が南こうせつのファンクラブの会員で、いい席のチケットが取れたので行こうと誘われました。
毎年誘われているのですが、場所が日比谷の野外大音楽堂なので天気の関係もあり断り続けていました。
今年は雨も覚悟の上で行ってみる事にしました。案の定の空模様で、雨具を着ての声援となりました。
周りを見回すと、南こうせつと同年代のおじさんばかり…。男性ファンが多いとは聞いていましたが予想以上でびっくりしました。
５、６人のゲストの他にサプライズゲストとして、数日前に試合が終わったばかりのスーパーフェザー級王者の内山高志選手が出演しました。さすが王者の貫録十分でした。チャンピョンベルトを目の当たりにしましたが重厚で立派なものでした。
もう一人のサプライズゲストは大物中の大物ですと言われ、名前を聞いた時には友人と二人で「うそでしょ～」と、本人が姿を見せた途端に「かっこいい～！」…。
時の人、安倍総理大臣でした。安倍総理は「女房には絶対歌うな」と言われてきたと言いながら、「ここは度胸で」と言って《あの素晴らしい愛をもう一度》をフルコーラスで熱唱しました。
その間、私達二人は”うっとり～”でした。雨の中来たかいがありました。
安倍総理はフォークソングのファンで、以前に南こうせつのコンサートに観客として聴きに行った事もあり、最近ではエグザエルのコンサートに行ってきたそうです。
安倍総理にお付きのＳＰの人達がステージ上に４人と下に２人、鋭い視線と何事にも動じない厳しい表情が印象的でした。
外に向かって一歩踏み出す事によって、思いがけない経験が出来ました。