二か月半ぶりに孫たちが会いに来てくれました。
少しの間に寝返りもお座りも出来るようになり、表情も仕ぐさもずいぶんと豊かになりました。
ミルクが離乳食に、そして普通食になり、寝てばかりいた子が這うようになり、歩き、走り、泣くのが仕事だった子が片言から始まり会話が出来るようになる、これが「育つ」と言う事なのですね。
無限の可能性に向かって時を刻みながら前に進んでいける事が、いかに凄くて素晴らしい事なのか、この歳になってよく分かるようになりました。
自分の子育ての頃は日々に無我夢中で、その素晴らしさに感じ入る間もありませんでした。
そして今思うのは、育つの逆をいく老い、自分がたどるこれから先の道を考えると不安でいっぱいです。
誰しも思いは同じと思いながらも、最近はおひとり様の老後や、愉しみ方、暮らし方の情報を得、終活を扱った本なども読み、悔いのない老後を送る為に少しずつ備えを始めています。