数日前からニッケコルトンプラザで、青森・函館北海道新幹線開業記念フェアーの一環として、青森物産展が催されていました。当日は日曜日という事もあって人出も多く、津軽三味線の生演奏がありました。叩きつけるように弾く撥さばきの見事さに見入り、その音色にしばし聞き入りました。物悲しい三味線の音色に、友人と行った下北半島や津軽、五所川原の風景を思い起こしました。試飲や試食も、お酒から魚介類、菓子、果物までいくつもあり、特に松前漬けや焼きホタテのコーナーは大変な賑わいでした。二人きりの食事では何を買っても持てあましてしまうので、私はリンゴしか買いませんでした。
その後、人混みを逃れて外に出ると、ニッケ鎮守の杜の桜の木の下では、家族連れやグループがお弁当を広げて盛り上がっていました。桜の花はまだ一、二分咲きというところでした。
「雪貯蔵リンゴ」。温度と湿度を一定に保つため、雪室の中で貯蔵されたリンゴで、この時期にしか口に入らないそうです。
咲き始めると早いので、気温によっては今週末あたりが満開でしょうか。