週刊 最乗寺だより

小田原のほうではなく、横浜市都筑区にある浄土真宗本願寺派のお寺です。

勝田山 最乗寺
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産医師、異国に向かう

2012-03-15 01:28:14 | ひとりごと

昨日の3月14日は『円周率の日』なのだそうです。

           円にちなんで都筑阪急の観覧車(笑)
  
円周率というと「3.14」、確かに円周率の日ですね。

小学校の時の算数で習って、計算もしていた記憶はありますが、「円周率とは何か」と聞かれると答えに詰まります。

調べてみると、円周率の定義とは「直径に対する円周の長さの比(割合)」・・・だそうです。

やっぱりよく分からないので、さらに調べてみると、「円周の長さは直径の何倍なのか?」という問いの答えが「約3.14倍」になるということ・・・だそうです。

こんな感じで本当に算数が苦手な私でも、円周率は割り切ることのできない無理数なので、小数点以下が無限に続くということは知っています。

 「産医師異国に向かう 産後厄なく 産婦御社(みやしろ)に 虫散々闇に泣く」

  3.1415965     358979  3238462        6433283279

これは円周率の有名な語呂合わせで30桁分ですが、現在計算されているのは小数点以下10兆桁というから驚きです。

「どこまでいっても割り切れない」

それだけ聞くと、なんだか人生のお話のようにも思えます。

仕方がないと諦めたり、納得がいかなくても受け入れたりして、割り切ろうと努力する。
そうやって割り切ったつもりでも、ふとしたことで思い出し、思わず叫びだしてしまいたくなるようなこともある。

割り切ったつもりになっていたけど、やっぱりどこかで引っ掛かっていて、今もいろんなことに引っ掛かりながら、それでも割り切ろうと思うことで自分を納得させているのでしょう。

そう、例えばホワイトデーのお返しに、コンビニの焼き鳥を差し出した若住職の暴挙とか(笑)
うーん、これはやっぱり割り切れないなぁ。