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栄電気のココロ

栄電気の周りで起こる出来事を書いています。お客様との出来事や電気の事、江東区亀戸から発信しております。

アンテナの立て方 こだわり編:素人との違い

2010年03月10日 20時04分24秒 | デジタル放送あれこれ
以前私が連載したアンテナの立て方シリーズを参考に、自力でアンテナを立て方も多い事でしょう。
『アンテナの立て方1』
『アンテナの立て方2』
『アンテナの立て方3』
『アンテナの立て方4』
私としては、屋根の上の工事は、業者に任せて欲しい という意向があったのですが、
それでも自分で施工したいと、いくつか質問も来ました。 
いくらネットで調べても、プロの業者のレベルまではとてもたどり着けません。

映る、映らないで、言えば映りますけど、何年も安定して受信できる工事を
行うのがプロの業者なのです。 

例えば。

お客様が、『この辺の位置にアンテナを設置して欲しい』という要望がよく
あります。 もちろんそれは最大限優先しますが、電波の受信状況が悪ければ
お望みの位置には設置できません。 測定器を使い屋根の上を行ったり来たり、
アンテナの位置を高くしたり低くしたり。 この測定をおろそかにすると
後あと受信不良を起こしかねません。

立てる位置が決まったら、屋根馬の設置です。 
これには所作ありますが、私は直接支線を屋根馬に固定しています。


マストを取り付け、上段の支線を張り、アンテナの向きを固定します。
今では、だいぶ定着しました上段と下段の2段支線方式です。


アンテナの同軸コードは、屋根に直接触れさせないようにします。
夏の熱暑で、コードのビニール被服の劣化を防ぐ為と、雪が降ったときに
屋根に転がっていると雪の重みで、同軸コードが引っ張られ、切断される
恐れもあるからです。

このように下段の支線に、同軸コードを巻きつけて屋根の端までひきます。

角度を変えて、こんな感じ。同軸コードは空中をはわすのです。

壁に固定する物の設置も、こだわりがあります。
この部品は、屋外に設置するように防水構造ではありますが、壁に固定する
ネジが、付属のネジでは錆びてしまいます。 

私は、このネジをステンレスに変更しています。

錆びても大丈夫ですが、何かの力が加わった時に、ポキンと折れて
この部品が宙ぶらり となる可能性があるかもしれません。
そんな現場を見たことあるので、このような処置をしています。

このように、ひとつ一つプロの業者はこだわりを持って作業しています。

冒頭で申し上げたように、アンテナをDIYで立てて、映るといえば映るので
すが、その耐久性、施工の正確さは断然ちがいます。 

きちんとした業者を選び、施工してもらうことをおすすめします。

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