私は防災士ではありませんが、友人には防災士が多く、実際に私も勉強の場に何回か参加したことがあります。
仕事がら人々の『生活』というモノに深く入っていくことが多く、そんな事から人々の防災という意識のばらつきをよく知っています。
前回の台風15号でかなりの人が防災意識をもって今回の19号に備えていました。ところが、いまだにのんきに構えている人がいるというのを知るとガッカリしてしまいます。
これだけマスコミやSNS上で騒いでいたのに、危機感が全くない人がいたのには驚きでした。
今回、鉄道各社の運休を早めに告知したのはいい決断だったと思う。
これによって、行政や医療など台風の中でも活動しなければならない人の人材管理の予定ができる。
交通が止まれば人々の行動が止まる。出勤出来ない人が多ければ企業も臨休となる。 勤め人来ない繁華街の飲食店は臨休にする、飲食店が休みなら食材屋さんも酒屋さんも臨休。 この臨休の連鎖で防災の一つ、『移動先(中)の災害』が減らせると思ったら、ブラック企業なるものが出てきてしまった。 台風でも出勤しなければならないという企業。
特別な法律でも作らないと統率できないのかもね。
それほどの事か?と思った方はちょっと危機感が足りませんよ。
やっぱり今回の台風はトンデモなかった。 たまたま亀戸はあまり被害を受けなかっただけ。2階建てや平屋の家屋の人は全員避難の勧告が出たんですよ。
テレビじゃ2階以上に逃げてと言っているのに、江東区じゃ2階じゃダメなのです。3階以上に逃げてという勧告でしたよね。
川が決壊したら、2階屋根までは水没してしまうのです。
今回2階建ての家で避難しなかった人はもっと危機感を持ってくださいね。
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今回の台風で襲われていた東京亀戸。12日は人間でいえば高熱にうなされてひたすら寝て休む状態だと思って欲しい。 生きていくうえで最小限の機能を維持しつつ身体を安静にしている状態。
一日の絶食、水分補給だけ。
私は身体の具合いが悪くなるとこうして自分の免疫力で回復しています。
余計な動きをすると悪化します。
12日の東京は必要最低限の経済活動に限定して多くの会社は休んで欲しかった。
東京経済の絶対安静の状態。
一日だけですよ、13日は晴れるのは分かっていたのですから。
強風時コンビニに弁当売ってたというSNSの投稿でそれを見て買いに行く人。
一日くらい絶食してよ~って思ってしまった。
危機感が全然ないんだよね。
防災って、何もガラスに養生テープを貼ることや、モバイルバッテリーの充電をするような事だけじゃないんですよ。
災害を防ぐ事。
コンビニに行く為、強風時外出して、飛来物にあたって救急搬送されたら救急隊の余計な仕事を作ってしまう事なんだよ。 出かけなければ何も起こらないのに。
さらに言うと、コンビニも閉まっていることを公言してくれたら、買いに行く事もなかったよね。 これも防災なのです。
もう台風時は外に出ない事を条例化したいくらいです。
外出しない事が防災。
今回、最後の一行を伝えたかった為のブログです。