広いジャンルに素晴らしいコレクションを誇る遅生さんのブログで、またまた青磁の品がUPされました
なんとか青磁合戦(?)に参戦すべく、ウチにあと2つしかない青磁のうちのひとつを探し出してきました。
「青磁帆立貝形皿」です
画像では少々明るく映っていますが、実際はもう少しだけ濃い色をしています
サイズ的には17cmX16cmといったところですので、ま~五寸サイズより一回り大きい感じです
中期の伊万里青磁に良くみられる緑系の発色をした青磁で、それほど青磁釉は厚くないようですが
帆立貝の形を再現していますので、縞の山の部分よりも谷の部分の色が濃く、それがこの品の魅力とも言えます。
変形皿ということで、裏から見ると変てこな形をしていますが、しっかりとした成型がされており
そこは中期でも盛期に近い時期の作風が見てとれますし、釉薬の境目の錆色もお約束通りといった感じです。
買った当時はたいした品だとは思っていませんでしたが、しばらくぶりで見ると、意外に魅力のある品であることに気づいた次第です。
柴田コレクション 8-177と同手(1700~1720年代)
なんとか青磁合戦(?)に参戦すべく、ウチにあと2つしかない青磁のうちのひとつを探し出してきました。
「青磁帆立貝形皿」です
画像では少々明るく映っていますが、実際はもう少しだけ濃い色をしています
サイズ的には17cmX16cmといったところですので、ま~五寸サイズより一回り大きい感じです
中期の伊万里青磁に良くみられる緑系の発色をした青磁で、それほど青磁釉は厚くないようですが
帆立貝の形を再現していますので、縞の山の部分よりも谷の部分の色が濃く、それがこの品の魅力とも言えます。
変形皿ということで、裏から見ると変てこな形をしていますが、しっかりとした成型がされており
そこは中期でも盛期に近い時期の作風が見てとれますし、釉薬の境目の錆色もお約束通りといった感じです。
買った当時はたいした品だとは思っていませんでしたが、しばらくぶりで見ると、意外に魅力のある品であることに気づいた次第です。
柴田コレクション 8-177と同手(1700~1720年代)
放射状の先が少し飛び出ているところも、憎いデザインです。それを可能にしている技術もすぎ。アールデコの名品といっても、通用しますね。
帆立貝の形なんて、現代のものとばかり思っていました^^(恥ずかしい〜)
この品の場合、青磁としての出来栄えは厳しい成型の段階で決まっていたのかも知れません。
10数年前に購入したので、現在よりは高かったかも知れませんが、今になってからいい買い物だったと思っている次第です。
かなり古くから作られていうようです。
ウチにもう一つ帆立貝形の豆皿がありますので、いずれ紹介したいと思います。