おしゃべりピアノの今日の一言♪

考えたこと感じたことを 気ままに徒然に〜

明けまして おめでとうございます♪

2021年01月01日 | ピアノ


明けまして おめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします

皆さま、お正月をいかがお過ごしでしょうか?
大変な寒波が来ているということで、地域によってはご心配なところもあるかと思いますが、こちら茨城県では穏やかで静かなお正月を迎えることができました。

去年はコロナによって、さまざまに想定外の事が起こりましたが、今年はどんな年になるのでしょうか…
春頃にはだんだん収束に向かって、無事に今年こそ発表会を行いたいと願っています。

それでは、皆様にとって、素敵な1年になりますように~

そして、たくさんピアノを弾きましょう♪

今年もありがとうございました♬

2020年12月31日 | ピアノ
あと5時間あまりで2020年が終わります。

コロナばかりに翻弄された今年。
明日はどうなる事か、進歩した現代社会においてもなお、簡単に解決できない問題が存在する驚きと不安と…
そんな1年だったように思いますが、そのような中にあると、なぜか不思議なことに1番大切な物がすっきりと見えてくるような気がします。

生徒さん方の演奏を聴いていると、この1年、さらにいつもよりピアノに対して気持ちを傾ける、練習できたように思います。これは、自分にとって大切なもの、かけがえのない事の1つに、もしかしたらピアノが加えられたのだとしたら、とても嬉しいです。

さぁ、来年はどんな年になるでしょうか…

4月29日の発表会に向けて、ぜひ、元旦から弾き初めはいかがでしょう♫


ゲルハルト・オピッツ氏の演奏会♬

2020年12月23日 | ピアノ
皆さま、前回の投稿からだいぶ経ち、あと1週間で今年も終わり…時の流れの速さに驚嘆しています
コロナ禍で右往左往、慣れない事ばかり、想定外の事ばかりで慌てているうちに、時間だけがが流れて行った…そんな気がします。

ところで、今月はそんな中、久しぶりに都内へコンサートを聴きに出かけましたので、その感想を載せてみたいと思います(これは、他の場所に書いたものですが、ピアノという楽器の素晴らしさを再確認した出来事でしたので、こちらにも載せたいと思います)
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今年初めて、コンサートに出かけた。
東京へ出向く事さえビクビクだが、電車に乗ると、車内は皆マスク着用で、1両あたり数人しか乗ってないほど閑散としている。コロナはいつ収まるのだろう…なんて事をボーッと考えながら、おもむろに新宿に到着。
オペラシティ界隈も、金曜日だというのにとても静か…こんな時はグラスワイン🍷を1杯なんて思ったが、いけない、いけない、運転があった、と諦めて、明太子パスタとグレープフルーツジュースで我慢する。
開場時刻になると、ひとりひとりソーシャルディスタンスを保って、検温と手の消毒、プログラムは自分で取るシステムになっていた。そして、客席も両隣どころか左右2席、前後斜め、自分の周囲10席くらい空いた凄いソーシャルディスタンス座席だった。
そして、いよいよ開演。
マスク着用で舞台に演奏者が現れた瞬間、なぜかわからないけど、涙がスーッと流れてしまった…これから素晴らしい演奏が響き渡るであろう舞台とマスク、そして不自然に隙間を開けられた客席、この1年のコロナ禍を象徴しているようで、ホール全体がおそらく同じような気持ちで覆われているように感じた。
プログラムはベートーヴェン最後のピアノソナタ3曲と6つのバガテル。
1曲目の30番は、たしかに巨匠、まるで「これぞベートーヴェン!」という揺るぎないお手本のような演奏で、さすがだな〜と思った。2曲目31番は、私は3曲の中で最も好きな曲だが、自然にスーッと引き込まれ…なにかベートーヴェンが乗り移っているような、ベートーヴェンの人生観、哲学がそのままオピッツの人生と重ね合わせられているような、そんな素晴らしい演奏だった。特にフーガに入るところは、孤独の中にも希望の光を見出す人間的なベートーヴェンが見えて、また涙が滲んでしまった。
そして後半。バガテルも聴きごたえのある演奏、その後の32番は…もう圧巻だった。この1曲だけでベートーヴェンの全てを物語るような、聴きながら思わず「もしかしたら、ベートーヴェンは、終焉の床にある時、会場いっぱいのわれるような拍手を感じてその思いをこの曲に託したのではないか」と思えるようなffから、命が消えていくような震えるようなpppのトリルまで息つく間もなかった…あまりの素晴らしさに演奏が終わってもマスクの中で30秒くらい息を止め続けないとこの静寂を壊してしまうのではないかと思うくらいの静けさ…
そして、ようやくオピッツがほっと息をつくと、もう凄まじい拍手の嵐…私はもちろん、もう2楽章後半から涙が流れっぱなしだったが、これはマスクのおかげで助かった。そして、声を出せない代わりに両手を高々と上げて皆と同じく拍手、拍手…もう最後には間引かれている客席のはずなのに、唸るような拍手の音にも驚いた。カーテンコールもソロコンサートでは珍しいくらい、5回も6回も…
今日のコンサートは、おそらく鮮明に記憶に残るコンサートだった。
聴けて本当に良かった…



それでは、皆様、良いお年をお迎え下さいませ。
来年もよろしくお願いいたします♬

もうすぐクリスマス~☆

2020年11月24日 | ピアノ
皆さま、ご無沙汰し過ぎていますが、お元気でいらっしゃいますか?
気が付いたら、前回の更新から2か月以上も季節は秋から冬へ…そして、コロナもまた騒ぎ出し…

本当に今年は大変な年になりましたが、こうしてあと1か月でもう終わろうとしています。
季節にも時間にも乗り遅れていますが、そろそろ来年のコンクール、発表会へ向けて準備を始める今日このごろです。

そして、今日は、久しぶりにクリスマスグッズを出したり、庭の草花の整頓をしたりと、ほのぼのとした一日を過ごしました。
やはり、クリスマスは心がときめきますね!


子供の頃の写真♬

2020年09月15日 | ピアノ
先日、何かのきっかけで古いアルバムを開いて見た。

あら~今も昔も同じ…

ピアノを始めたのは5歳くらいだったかな?

① はじめての先生宅での発表会(ドドドド~と頑張って弾きました。)緊張感が右手に…



② はじめてのホールでの発表会とプログラム





③ 妹との連弾



小学3年生でモーツァルトのロンドニ長調を弾いた時の録音も見つかりましたが、その頃は、なぜか、母にリヒテルやアシュケナージなど有名な外国のピアニストのレコードに合わせて弾くように言われていたので、かなりのスピードで弾いている…が、ノーミス、指もよくこんなに回るなぁと感心するほど…この曲は、地元さいたま市のコンクールで、今は亡き連弾の大御所、児玉夫妻が審査員の回で、講評に「どんな音楽的な環境で勉強しているのですか」と聞かれ、不思議に思った、というのも、特別な環境は全くなし、ただ、いつも家の中では童謡が流れ(たまに演歌好きな父は演歌や民謡を流し~)弾き歌いの好きな私は妹といつも歌声ごっこをしていた。小学3年生の練習時間は45分、ただし、1日も休んだことはなかった。私よりはるかに音楽的才能があった妹は小学1年生でバッハのパルティータ1番のメヌエットとジーグを弾いたり、5年生ではあるコンクールで菊池麗子(今では東京音大の客員教授かな?)先生より、音楽の道を勧められたが、練習嫌いで日々の練習が苦痛だったのも手伝って、小学生まででピアノは終わり…5年生で弾いた「きらきら星変奏曲」を最後にピアノから遠ざかったので、今でもときどきそれを思い出して弾いている。
などなど、ふと、振り返る…


ピアノ♪オーバーホール(3)

2020年09月09日 | ピアノ
ピアノオーバーホール最終段階。

今回は、低音の太い巻き弦やダンパーの設置を2日連続で行っていただきました。いよいよこれで形が出来上がりました
次回は約1か月後。たくさん弾きこなして、全体の調整をしていただき、そこから約3年かかって、ようやく落ち着いた素敵な響きになるそうです。
つくずく大変なオーバーホールでしたが、普通は工場に持ち運んで直すところ、このように自宅で間近に見せていただけたというのは、滅多にないこと、普段見る事のないピアノの中身をよく知ることができ、大変勉強になりました。そして、これだけ手のかかったピアノ、大切に弾いていかなければいけないなぁとつくずく思いました。
名取さんのお話では、やはりグランドピアノはアップライトピアノと異なり、小さなゴミでも直接中に入ってしまうので、楽譜以外の物は置かない方が良いとのこと、そこで、先週、鉛筆コロコロ~や消しゴミのカスが入るのを防止する為に小さな台を購入し、そこにハンコや鉛筆などを置くことにしました。
今まで何十年も使ってきて初めて思いましたが、ここから更に何十年?ピアノさんに感謝を込めて、弾いていきたいと思います。


ピアノ♪オーバーホール(2)

2020年09月02日 | ピアノ
先週に引き続き、昨日、ピアノのオーバーホールが行われました。生徒さん達には「ピアノ工事中」と言っておりますが、まさに、今、そんな感じです

今回は、ナトリさん、お弟子さん、そして長年ベーゼンドルファーで弦を張る専門のお仕事をなさっていた方の3人でいらっしゃいました。

午前10時過ぎから行われましたが、ナトリさんは、その後、六本木のスタジオでの調律があるということで、こちら茨城にいらした後、東京へ向かわれ、そして終わった後、再び来られるという超ハードな1日でした

今回は、前回苦労して外し、そして新しい物に変わったブッシュへのピンを金づちのようなもので打ち込み、そして弦を張る、という地味に大変な作業でした。高音部から中音部あたりまでで、終わったのが午後8時。本当にお疲れ様でした
次回は、低音部の弦かな?少しづつ、新しくなるピアノを楽しみにしています


ピアノ♪オーバーホール (1)

2020年08月26日 | ピアノ
皆さま、こんにちは!
酷暑も少しづつ秋色に変わり始めているような~そんな日々ですが、いかがお過ごしですか?

いよいよ、先日から、ナトリピアノの社長、ナトリさんによるピアノのオーバーホールが始まりました
このピアノは、ナトリさんのお父様が作られた貴重なピアノで、藝大附属高校の合格時に買ってもらった唯一のピアノです。低音の奥深い音色(特にバッハが似合う)と、スタインウェイのような細長い鍵盤の形が好きでしたが、弦やハンマーは消耗品ですから、たくさん使うほどにだんだん劣化していきます。久しぶりにピアノに向かって、突然激しい曲等を弾いたりすると、弾き始めに「バシッ!」と切れる事も多く、年に少なくとも5,6本は切れてしまいます。そして、ようやく張り替えていただいても、張った後は音の下げも激しく、そんな時は私が上げたりするのですが、その加減がうまくいかず、おそらくそれもピンの緩む原因にもなっていたかもしれません。

そこで、今回は、お忙しいナトリさんに無理をお願いして、ピアノの中身をほとんど全て交換していただくオーバーホールを行う事になりました。
ハンマーのフェルトだけは以前交換しましたので、今回は、全部の弦交換(スタインウェイと同じ弦のレスロー)、チューニングピン、ブッシュ、ダンパーフェルトの交換です。その中で、私もピンの下のブッシュという硬い木でできた部品を交換するのを少しだけお手伝いしてみましたが、これが、大変、大変…ミッキーマウスのような形をしたグリグリで1つづつ抜き取るのですが、なかなか抜けない…右にきつーく回した後、何度も反対方向に回したり、大きめに周囲をグリグリしても、全くビクともしないものや、割れてしまうもの…地味なのに汗が噴き出すような作業を延々と続けるのには、参りました。今朝は、両手とも物凄い筋肉痛です~でも、ほんの一部分でも、自分で体験してみると、いかにこのオーバーホールというものが大変なものなのかをしみじみ感じ、これを機会に、本当にありがたくピアノに向かわなければ~と改めて思いました。

さて、昨日のピアノ分解の様子を写真に撮りましたので、ぜひご覧下さい!めったに見る事のできないピアノの分解工事ですよ




週に1度のペースで、おそらく1か月ほどかかります。まだまだ続きますでの、次回をお楽しみに~♪

「ひまわり I Girasoli」イタリア映画

2020年08月16日 | ピアノ
皆さま、毎日暑過ぎますね~お元気でお過ごしでしょうか?学生さんは、今日が夏休み最終日かな?

昨日は、終戦記念日でしたね。戦後75年…悲惨な戦争から、考えてみたら、まだ75年しか経ってないのですね75年という年月を考えると、ずいぶん昔のようでもあり、数々の想像を絶するような悲惨な映像を見ると、こんな事が起きてからまだ100年も経ってないのか、という現実に驚かされます。

昨夜はNHKで「太陽の子」を見ました。その日その日を一生懸命に生きる人達、そんな当たり前の日常を暮らす中で、いつしか世界全体がまちがった方向に傾いていく…戦争自体の悲惨さを表す映像は少なかったように思いますが、その恐ろしさよりも、それに気が付かずにいつの間にか最悪の事態に引きずり込まれていく…それが何か現代にも通じているような気がして、怖いなと思いました。

ところで、私の小学生時代、夏休みには、戦争について考える学校指定の映画を観に行くのが宿題の1つになっていました。「ふたりのイーダ」「猫は生きている」「はだしのゲン」…そのどれもが、絶対に戦争はいけないことだ、二度と繰り返してはいけない、と心に刻み込まれる映画だったのを覚えています。また、フランス映画の「禁じられた遊び」はギターのメロディで有名ですが(私も、ギターの真似をして遊んでことがあります)これも、小学生のうちに10回くらい繰り返して観てはボロボロ泣いていました。字幕ですが、小学生でも十分に理解できる内容ですので、この機会にぜひ皆さんでご覧になってはいかがでしょうか?

さて、今日アップした曲は、昔のイタリア映画で、戦争によって運命が引き裂かれた男女の愛をテーマに戦争の悲惨さを訴えている映画です。内容はちょっと大人ですので、小中学生の皆さんは、大きくなったら見てみて下さいね!
写真は、古河在住の写真家、茂木氏によるもので、ピアノは私が弾きました。

「ひまわり I Girasoli」イタリア映画


それでは、皆さん、熱中症とコロナには十分お気をつけて~元気にお過ごし下さい

梅雨明けが待ち遠しい今日このごろ…

2020年07月28日 | ピアノ
みなさま、こんにちは♪

だいぶご無沙汰しております。浴衣でコンサートにつきましては、既にお申込みいただいた方々やホームページではお知らせしましたが、今年は中止とさせていただくことになりました
東日本大震災の年も「浴衣コンサート」を「Tシャツコンサート」に変更して行ったり、開始から一度もお休みにした事はありませんでしたが、今回のコロナに関しては、予測不能なウィルスであること、自分が感染しているのかわからないうちに他の方に移すこともあり、なかなか完全に対処することが難しいことなどを考えました…本当は、今度の日曜日だったのにね~

でも、がっかりしてばかりでは、いけません…時はどんどん過ぎていきます!

そこで、私も~芸術の秋に向けて、練習を再開しましたといっても、生徒さん皆さんには「毎日練習、毎日練習~」と同じ事ばかり言っているのですが、自分を振り返ると、なかなかそれも難しく~

いえいえ、ここで反論するわけではありませんが、ピアノを始めた5歳から大学卒業するまでは、一度も休んだ事はありませんでしたよもちろん、例えば、夏の家族旅行で2泊3日という時には、ピアノの事は忘れて思いっきり遊びましたよ!ただし、出かける前と帰ってきた日、レッスンの曲を1回づつは弾きましたが~。
それから、小学6年生の時に、ドッチボールをしていて右手親指を骨折した時。その日は、翌日が埼大附属中学の受験日だったのに、放課後、遊んでいるから罰が当たったんですね突き指には慣れっこで、バスケットボールでは左右4の指をおそらく軽いものから重いものまで合わせて10回以上やっていたので、今回もその程度かなと思い、医者には行かずに、試験が終わってから(学業の試験と軽い運動で鉄棒がありましたが)接骨院へ行ったところ、「複雑骨折です」と。親指を思いっきり引っ張って直していただいた時には、子供ながらに冷や汗ものでしたが…しかし、右手が使えなかったことで、かえって左手が動くようになったような気がします

などと、脱線してしまいましたが…

じめじめの梅雨&コロナ自粛の気分もになりやすい季節ですが、ぜひ、こんな時こそ、ピアノを使って、歌いながら弾いたり、作曲してみたり、初見大会をしたり~いろいろ遊んで見て下さいね~