おしゃべりピアノの今日の一言♪

考えたこと感じたことを 気ままに徒然に〜

♪ 井元透馬先生による「はじめての作曲講座」

2022年10月11日 | ピアノ
昨日、「はじめての作曲講座」終わりました!

午前8時から午後7時半まで、およそ10人(1人55分レッスン)ほぼ10時間に渡る、気が遠くなるような長さにもかかわらず、井元先生の作曲レッスンは、全くの初心者でもわかりやすいように、丁寧で優しく、そしてひとりひとりに本当に熱心に~
芸術の秋にふさわしい素敵なひとときとなりました。

受講生の皆さんには、あらかじめ8小節~16小節のメロディ、または、自由に詩などを歌詞として歌を作る、などの課題が与えられ、各自、ドキドキしながら、先生にみていただくことからスタート。
まず、音符や楽譜の書き方が間違ってないかご指摘いただき、そして、どんなイメージで作ったのか、ストーリーは?など具体的な事柄を受講生に聞きながら、必要な事柄を楽譜上に書き足していく…速度記号や強弱などは、イタリア語がわかりにくい場合は、日本語でも良いというアドバイスはなるほど~と思った。そして、形式についてもプリントを使ったご指導はとてもわかりやすかった。
そして、いよいよ実際に、メロディに合わせて和声を考える…ただ、井元先生のレッスンでは、一般的な和声初級のような事は、簡単な言葉で駆け抜け、大切なことは、音楽に対する感覚、感性などからいかに自由な発想を広げるか~という内容で、私にはとても興味深く感じられた。
そして、一番の極め付けは~
一通りの説明が終わり、最後に先生が即興で伴奏をつけて演奏された時
それまでの説明も、なるほど~と納得しながら勉強になっていたが、先生の選ばれた和音によって、こんなにも深い音楽に変身するのか、驚くほどだった。最初はその題名(例えば、くじらの遊泳や星の世界など)のイメージには、なかなか想像しにくかったものが、はっきりとその世界が目前に広がる…
ある受講生の曲では、その高音のメロディに美しすぎる和音が重なり、なぜか涙がすーっと流れた…
美しいメロディはそれを生かす和声により、なお、輝きを増し、色彩感豊かになるのだなぁとしみじみ思った。そして、受講生の皆さんは、作曲のみならず、これからピアノを弾いていく中で、楽曲に対しての興味、感覚が、これまでとはまた違った意味を感じる事と思った。

以下は、受講生の感想から~

「楽しかった」
「音楽って自由で楽しいものだと感じた」
「井元先生のアドバイスが、まるで魔法をかけたように綺麗な音の流れに変化して、夢の世界にいるようでした。とても楽しい時間でした。この機会にまたいろいろと頑張りたいと思います」
「とてもとても面白くて1時間があっという間でした!多くの面から理解をするともっと深く音楽を楽しめるんだろうなと実感できる時間でした」

きっと、昨日の受講生のほとんどの方が第2回目を待ち望んでいることと思います。
次回は、私も作ってみようかなあ~

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残暑お見舞い 申し上げます♪

2022年08月09日 | ピアノ
皆さま、大変ご無沙汰し過ぎております忘れた頃に更新するこのブログ~

ほんとに暑いですね~暑い、または雷鳴るかな?が合言葉のような今日このごろですが、元気にピアノ弾いていますか?

そろそろコンクールも本選ですね~この暑い夏にも負けずに、日々の練習を頑張る皆さま、本当に当日の演奏が楽しみです。

毎回、審査をしておりますと、あれ?以前にも出演されたかな?という方もお見かけしますが、舞台の度に、前進していらっしゃる演奏を聴くと、さらに将来へ向けて、本当に楽しみだなぁと思います。

さて、そんな中、今日は、コンサートのお知らせです!

ヴァンクライバーンで優勝、ショパンコンクール3位、浜松国際ピアノコンクール審査員という素晴らしい経歴のピアニスト、アレクサンダー・コブリンのコンサートが、なんと、栃木県岩舟文化会館で行われます。一般は全席指定席で3000円、高校生以下は500円という破格なコンサート。しかも、プログラムは、「展覧会の絵」全曲、ショパンの「幻想曲」「舟歌」など、聴いてみたい曲が盛りだくさん
今日、チケットを受け取りに行ったところ、まだまだ客席は余裕があるそうです!大曲ばかりで、小さなお子様には早いかも?と思われるお母様方。そんな事はありません。意味はわからなくても、その音色を感覚としてほんの少しでも感じることができたら、それは大きな収穫となるでしょう。
ぜひ、この機会に、本物のピアノの音色を堪能して、芸術の秋を楽しみましょう




発表会、終わりました (^0^)

2022年05月01日 | ピアノ
第24回発表会、無事に終えることができました

今回も、コロナ対策の一環として、受付での検温、マスク、関係者以外の方々は制限をしての開催となりましたが、それでも、世間でコロナ制限が緩和された影響もあるのか、昨年より、さらに楽しい笑顔、温かなご家族の談笑の中、アットホームな雰囲気の中で行えたこと、とても嬉しく感じました。

今回、発表会デビューの方々も数名いらしたので、開演からハラハラ、ドキドキの連続でしたが、でも、それだからこそ味わえる感動も生まれるのだなと改めて思います。

まず、幼稚園生の皆さん~こんなに小さくても(おそらくお家では、甘えん坊ちゃんなんだろうなぁと思える方も)舞台に上がると、それぞれに個性があり、頼もしく思える一幕がたくさんありました。
小学生の皆さん~ピアノを始めて数年経つ方、コンクールを経験し更に上を目指す方、ピアノを楽しいなぁと感じていろんなジャンルに挑戦する方などさまざまですが、全体的にとても楽しめる演奏会になったように思います。
中学生から大学生の皆さん~ピアノ専門の道をめざす方以外は、毎日が時間との勝負、部活動に勉強に、あえてピアノの時間を作ろうと努力しなくてはいつの間にか1日が終わってしまう、そんな毎日だと思いますが、そのような中でも、ピアノも勉強も部活も全てに全力投球できている方の演奏は、やはり心を打たれるものがありました。
そして、大人の方々~今年もまたそれぞれに面白みがありました。曲目はほとんどご自分で選んでいただいていますので、練習を重ね、余裕を持って、楽しく向き合うことができたのではないかと思います。
今回、私が連弾の伴奏部を担当させていただいた方も多くいらっしゃいましたが、それぞれに、一生懸命で、連弾を忘れて情熱的にのめりこんでしまった瞬間もありました

あっという間の舞台でしたが、その中でさまざまな事を考え、経験し、それらを今後また、生徒さんそれぞれのレッスンの中で生かしていけたら良いなぁと思います。かけがえない、皆さんの個性を表現へと結びつけ、そして心から歌える音へ~

そう、今年も昨年も(たしか~?)皆様にとってピアノが「特別な存在になりますように」という事をお話ししましたが、今年は大変嬉しいことに、発表会後のお手紙やメールなど多くの方から「ピアノが生活の一部になっている、特別になりつつある…」というメッセージをいただきました小さい頃、先生から「歯磨きをするようにピアノの練習も習慣にできたら、頑張らなくても自然に上手くなれますよ」と言われましたが、今では私もそう思います。舞台があるから特別に頑張るのは、実力にはなりません。少しの時間でも、ピアノに向かったら集中、熱が出て学校を休んでも、旅行に出かける日であっても、10分でも良いのでピアノを弾くこと、これが継続できれば、いつの間にか上達できると思います。

また来年の発表会を、楽しみに…レッスンしていきたいと思います頑張りましょう

いよいよ~発表会♬

2022年04月12日 | ピアノ
皆さま、こんにちは!

いつも、大変ご無沙汰しておりますが、いよいよ発表会まであと17日となりました。

コロナとにらめっこしながら、開催できるかどうかを見守ってきましたが、今年も、なんとか大丈夫そうで、ほっとしています(まだ、油断できませんが)
今年も、満席のお客様の前での演奏は、叶いませんが、それでも、日々、温かく見守って下さるご両親さま、おじいちゃま、おばあちゃまの前で、思い切って演奏できることは、とても幸せなことだと思います。

今年、初舞台の方も、もう何十回目?の方も、おそらく、わくわく、ドキドキ~この日を待ち望んでいらっしゃることでしょう!

さぁ、楽しい舞台になりますように~残りわずかですが、ピアノに集中して、練習を頑張りましょう♪♪♪

もう2月~!

2022年02月08日 | ピアノ
大変ご無沙汰しております。日々の忙しさに明け暮れ、ふと、ブログをだいぶ更新してないことに気が付き、久しぶりにゆっくりとパソコンの前に座り~そろそろ羽生結弦くんの出番を楽しみにしながら、ブログを書いています

2月~コンクール、受験と厳しい冬が続きますが、このところのコンクールでの生徒さん、出演された方々の演奏を聴き、つくずく「努力するって、素晴らしいことだなぁ」と思いました。この数分の為に、何日、何か月も1つのことの為に努力する…

学生時代、いつも2月に実技試験があったので、この時期になると、今でもあの澄み切った、試験前の緊張感を思い出します。逆に、大人になってから、あまりにも練習から遠ざかっていると、頻繁に出る夢が実技試験の夢…自分の順番が来て、ホールのドアを開けると、ずらーっと並ぶ審査の先生方。そこで、私はピアノの前に座り、弾こうとするが、何を弾いたら良いのかわからない…もしくは、初めて見るもの凄く難しい現代曲を初見で弾かなくてはいけない…あぁ~どうしよう~と焦って目が覚める…これは、数えきれないほど、繰り返し見る夢~
それほど、実技試験のあの雰囲気はなんともいえないものだったのかもしれません…

さて、そんな数分の舞台の為に膨大な時間を費やして努力する~もちろんオリンピックも同じですねでも、その努力が良い結果を生み出すばかりではなく、どれだけ好調だったにしても、本番で失敗することもある、あるいは周りの評価は良かったはずなのに思ったように点数が伸びない事もある…そんな日は、今までの努力が無になったとガッカリすることもありましたが、今振り返ると、それら全てが音楽の糧になった、道を追求することで培われる栄養になったと思います

さて、そろそろ羽生くんの演技かな?楽しみ…受験の皆さんもオリンピックから、一瞬、力をもらうのも良いかもしれません~


2021年もあと1日~

2021年12月30日 | ピアノ
久しぶりの投稿になります~
皆さま、お元気でお過ごしでしょうか?

いよいよ明日で2021年も終わり…うわぁ~あっという間とは、この事…

ブログを始めてから、この「あっという間」という言葉を何度使ったことかわかりません

ふと、思い出したように開いたこのブログも、なんと、5月以来ではありませんか?!

でも、生徒さんは日々、邁進していらっしゃいます。私の場合、熱中すると、小学生でも容赦なく厳しくレッスンしてしまいますが、今年は私の音に集中してついてきてくれる生徒さんが増えたこと、大変うれしく思います。教室を始めて、もう20年以上になりますが、ようやく自分が演奏する事と同じくらい教えることが楽しく感じられるようになってきました。

さて、来年はどんな年になるでしょうか…
久しぶりに、初日の出を拝んでみようかな~

野木交響楽団 第3回定期演奏会 ☆ チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番

2021年05月24日 | ピアノ
8年前、野木響と共演させていただいた時の映像を、今日、ようやくアップできました!

あれから8年、ずいぶん月日が経ったような…懐かしく思い出されます。


発表会、終わりました (^0^)

2021年05月01日 | ピアノ
発表会~終わりました

今回は、2年ぶりの開催ということ、そしていまだにコロナが落ち着いてない事などを考慮しながら、ギリギリまで開催して良いのか、開催できるのか、不安な日々を過ごしておりましたが、生徒さん、親御さん方が、心から楽しみにして下さっているのを感じ、感染対策を充分に行って、できるところまで進めよう~という気持ちで準備しました。

発表会前日、準備の為に予約したホールは、今年はリハーサルを設けなかった為か、普段とはまるで違うガラーンとした光景。
調律師さんと軽くお話をしたのち、早めに帰宅。翌日は早朝より準備するが、なかなかお花屋さんが現れず、ようやく届いたお花は想像とは異なり、ちょっとがっかり…
しかし、気を取り直して、受付や換気のドア、椅子などを確認する頃には、前半出演のかわいらしい小さな生徒さんがちらほら…女の子も男の子も素敵にドレスアップ。まぶしいような、お花が咲いたような華やかな雰囲気に、私の心も踊る…

プログラムが始まると、生徒さんそれぞれに緊張した面持ち。
未就学の小さな方々には、たったひとりで舞台に立つ「それだけで偉い!」と声をかけたくなる小学生になると、それぞれの方が個性がしっかりとあり、実に頼もしい、楽しい演奏もたくさんあった。連弾もなかなか真剣勝負、特に昨年大ヒットした「鬼滅の刃」は、リズムに乗って合わせるのは大変だったが、楽しみながら時間をかけて練習した成果が、ちゃんと生かされていたように思う。

今回の編曲大会は、本来ならば、出演者皆さんが参加して、できれば専門の作曲の方にアドバイスいただいて~と考えていたが、コロナにより都内から先生をお願することも躊躇するうちに、結局、作りたい方だけ参加という形になった。人数的には少なかったが、それでも、小学生から中学生まで、それぞれの目線で自分の国を想像して自由に音を選んで作ったところに、面白さがあり、楽譜を忠実に読み解くソロとは、また違った新鮮さがあったように思う。

午後の中学生以上の方は、ほとんど名曲ぞろいで、バラエティに富んでいたが、少し背伸びしてしまった感もあり、更に来年は完成度の高い演奏を目指して頑張って欲しいと思った。が、中には、私が指導した以上の自分なりの音楽を表現できた方もいて、将来が楽しみだなと思った。

午後後半の大人の方々も、今年は私自身の演奏がなかったので、じっくりと聴かせていただき、楽しんだ。
舞台の上には「自分とピアノ」という事を本番で意識すると、思うように指も気持ちも乗らなかったり、悪戦苦闘もありがちだが、今回は、ピアノに向かうこのひとときに幸せを感じて演奏している方も何人か見受けられ、嬉しく思った。ただ、やはり完成度となると、大曲になればなるほど、それは大変な練習と研究に時間が必要になるので、来年は、曲をしっかりと見つめて、聴いている方々にその思いを余裕をもって伝えられるような曲を選んでいけたら良いなと思った。

なかなか合格点に達するような充実感のある舞台というのは難しい。今回も、終わった直後から、なんとなく、反省点ばかりが頭の中をぐるぐる回っていたが、今回の目的の「コロナに最大限気を付けながら、ピアノに真摯に向き合って演奏をする」この事は、達成できたように思うので、この先についてはまた1年間、丁寧に、日々、生徒さんを叱咤激励しながら、進めていきたい。
そして一人でも多くの生徒さんが、「ピアノは私にとって、かけがえのないもの」と思えたら、嬉しいなと思う。

最後になりましたが、ご父兄の方々の支えがあってこそ、滞りなく開催することができました。心から感謝しております
客席からの温かな励ましのまなざし、一生懸命に聴いて下さる心、きっと演奏する方々にも響いたことと思います。
また、来年も同じ4月29日、発表会でお会いできることを楽しみに~希望を持って進んで行きたいと思います
どうぞよろしくお願いいたします

大変ご無沙汰し過ぎております!

2021年04月13日 | ピアノ


皆さま、もう季節はあっという間に春ですね~!

この数か月、なかなか落ち着いてパソコンに向かうこともできず、ようやく今日、向かっています。

この間の出来事といえば~
今回の全日本ジュニアピアノコンクール全国大会へは、こちらの教室から2人の生徒さんが出演しましたが、お二人とも、日ごろの練習の成果を充分に発揮し、素晴らしい演奏を行いました。その上、おひとりは全国大会で1,2位なしの3位という賞をいただき、結果にこだわらないと思いつつも、こうして審査員の方々に納得して評価していただけたということは、指導者として大変光栄なことと感じます。小学1年生にしては、かなり難しい曲を選んでしまいましたが、最初の譜読みの時から、「この曲、大好き!」とリズムに乗って練習していたのが印象的でした。
演奏が終わって、ロビーで〇〇〇ちゃんを見つけた時、まるで演奏直後の輝きと共に現れたようで、聴いて下さった方々皆さんが称賛の微笑みでご覧になっているように感じました。本当に嬉しい瞬間でした

そして、いよいよ4月29日は昨年以来延期の発表会…の予定です
しかし、ここにきて、また変異株により大阪が大変なことに…
プログラムも完成、記念品も用意完了、さて、あとは皆様に当日の注意事項やコメント等をお渡しするだけという段階に来ていますが、さて来週、再来週…ヒヤヒヤしながら、日々のニュースを見ています。
初舞台の幼稚園生、2年ぶりで緊張しながらもこの数か月、練習を積み重ねてこられた生徒さんの為にも、なんとか開催したいと思っております。もちろん、感染対策を行いながらの準備は、通常の倍以上かかります。
そういえば~振り返ると、10年前の東日本大震災の年も、計画停電の最中で、発表会の途中で停電したらどうなるか等、当日にならないとわからないような時もありました。10年、20年…時を重ねると、さまざまな事が起こるなぁとしみじみ思います。が、その変わり行く時の中で、クラシック音楽は何百年経っても、変わらることなく受け継がれて行きます…そして、その道のりを、ほんの片鱗でもたどれることは素敵なことですね
そんな幸せを感じ、生徒の皆さんには、このひとときを大切に、そして思いっきり楽しんで演奏していただきたいなと思います。

お久しぶりです ♪(^0^)♪

2021年02月15日 | ピアノ
前回の投稿から早くも1か月以上が経ってしまいました。
皆さま、お元気ですか?一昨日の地震はびっくりしましたね~!家の猫達は私と一緒に走り回っていました。
~というのも、ただ立っているだけでは、揺れの大きさを実感してしまうので、足踏みをすると、自分も動いているせいか、そんなに感じなくて済むと思っているのですが、立っていられないほどの揺れの場合は、そんな事は到底できないでしょうね…大きな地震が来ませんように~と願うばかりです。

ところで、コロナも少しづつ収束に向かっているようで、ようやく春の発表会に向けて、心が華やいできますね

つい先週は、栃木県でジュニアクラシックコンクールの地区本選の審査をしましたが、小学4年生以上のレベルの高いこと…驚きました。
かれこれ10年くらい前に、とあるピアノの先生が「今は、昔と違って、小学生のうちにショパンエチュードを弾けるくらいの技術が身についてないと音楽の道には進めないわよ」と言われた事がありましたが、今回のコンクールを聴いて、まさにそんな印象を持ちました。が、それと同時にそんなに先を急いだら、早い段階でピアノに対する興味を失ってしまうのではないか、という疑問も感じました。

ピアノは、年齢よりも難しい曲を弾けたからといって凄いわけではない。たしかに、フィギュアスケートの4回転半ジャンプのような素晴らしい技術を披露したら、凄いと多くの方が称賛すると思う…が音楽は、それだけではない。感動する音というのは、どれだけ大切にその音を感じ、心から歌って演奏し、その音楽がしっかり聴衆の心まで届くかということ…あくまで、技術は音楽を表現する為の手段でなければいけない。そして、コンクールは目標を持って練習に励む為に活用することであり、それが目的になってはいけない、その時点で評価されなかったからといって、決して悲観することではなく、もしかしたら、今の勉強の方向性が違っているのかも、練習方法は正しいかな?ということに眼を向ける必要があると思います。せっかく音楽的な素質があるのに、間違った指導の元ではそれが正しいのかまちがっているのかさえ、見えなくなってしまう事もあります。

なんて、今日は真面目な話題になりましたが、何はともあれ、ピアノに向かえることは幸せなこと、是非、ピアノを始めたら、いつも、いつまでも、ピアノが好き、ピアノをふと弾きたくなる、そんなピアノライフを満喫してほしいなぁと思います