おしゃべりピアノの今日の一言♪

考えたこと感じたことを 気ままに徒然に〜

スポーツ精神~♪

2018年01月15日 | ピアノ
2018年になって早くも2週間が経ちました~!
今年こそ!と気合を入れてみましたが、急ぎ過ぎて既に失速しそう=
ということで、今日は久しぶりのオフタイム…少し自分の幼少期を振り返ってみます…

幼い時に住んでいた大宮市(現在のさいたま市は、まだ東北新幹線も通っていませんでしたが、きっと10年後、20年後は大都会をめざして~と、急速な発展の途上にあったのでしょう。学校の社会科の時間(かな?)には「のびゆく大宮」という本を使って勉強し、スポーツに勉強に~と全てに力を入れる雰囲気でした。

今でこそ、身体を動かす事も好きな私ですが、小学校に入学したての頃は、過保護に育てられ過ぎたせいか、年に一度のマラソン大会はほぼビリ、上り棒、鉄棒ダメ、ドッチボールは怖くて入れない…本当に運動音痴はなはだしく~でしたが、小学3年の時の担任の先生(吉田先生)との出会いによって、私の人生は180度変わりました。

吉田先生は、いつも1時間目の夏はプール、冬はサッカー。
全く飛び込めなかった私は最初、プールサイドでもじもじしていると、いきなりドンと突き落とされたりしましたが、溺れないように必死でもがくうちにいつしか飛び込む事に対する恐怖がなくなり、またサッカーは霜柱と土の張り付いた重たいボールが何度顔に当たって鼻血が出ても、くじけることなくボールを追いかけるうちに、シュートした瞬間はスポーツの面白さをワクワクするように感じたり…
また、吉田先生はスポーツだけでなく、道徳的にも勉強の面でも尊敬できる先生でした。

さて、そんな先生との出会いがあったおかげで、「やればできる!」と思った私は、小学生時代、毎朝、家から大宮公園までたぶん3kmくらいはあったかと思いますが、寒い冬も手袋をしてジョギングしたおかげで、中学生になると11クラスあるマンモス校で(女子だけでも230人くらいいましたが)冬の5kmマラソンではいつも3位以内に入るという、小さい頃には想像もできない子供になっていました。
その時、「やればできるんだ」という感覚を持つことによって、どんな風にも変わることができるんだなと思いました。

きっと、ピアノも同じような気がします。
自分で上手くなったと実感することの少ない幼少期には、お母様方によってどれだけ褒めて喜んでいただけるかで、伸び方が全然違うと思います。毎日ほんの少しの時間でも、お子さんのピアノを、側で座って聴いてあげて、褒めてあげる…この繰り返しが、まるで植物に栄養をあげるように、美しく花咲かせるステップになると思います。

とかく、お仕事とご家庭とでお忙しいお家が多いと思いますが、ピアノ教室は通うだけでは上達できません。
レッスンでテクニック、音楽、いろんな事を全ての感覚を使って素直に吸収できたら、あとは残りの6日間で、どのくらい理解して練習して、更には先へ予習できるか、その積み重ねがスムーズになればなるほど気が付かないうちにピアノが好きになり、譜読みが早くなり、才能あふれる演奏ができるようになると思います。

今年は是非、楽しく豊かな練習風景が繰り広げられますように~♪