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先週、8日に主人の父(私にとって義父)がなくなりました。
主人は三男。主人の両親とは一緒に住んではなく、お義父さんとは、
お正月・お盆の挨拶、たまに一緒に食事に出掛けたり、病院に行くついでだからと
野菜やお米を届けてもらった時に時々家に上がってもらいコーヒーを飲んだりと、
そんな時は、家族や義母も一緒で2人きりで話した事もありませんでしたが、
いつもニコニコとやさしい義父でした。
そんな義父との思い出の一つが「ミシン」
主人との結婚が決まった時、結婚式も挙げることとなり、
「さて、何を着ましょうか?」とウェディングドレスに全く興味のなかった私が、
頭を悩ませていた時、「これならば!」と言うドレスを発見!
それは無謀にもハンドメイドのウェディングドレス!
洋裁の知識は学校での家庭科の授業のみ、ミシンさえも持っていない有様の私。
手縫いでいくか?ミシンを買うか?と迷っていた時、主人が
「親父がミシン持ってるから貸してくれるって!」と吉報が!
「なんでお父さんがミシン持ってるの?」の謎は、
義父は手先が器用で働き者、家のメンテナンスをはじめ、包丁砥ぎに畑仕事・
地域の草刈りまで何でもこなすスーパーじいちゃん!
機械・道具も大好きで、何を縫っていたかは聞いたことないけど、ミシンも持っていたみたい。
ドレスは無事に完成して、ミシンを返すつもりにしていましたが、
「あんまり使ってないからそのままあげるって!」とのお言葉に
嫁入り道具のひとつとして頂きました。
それから十数年。私の片腕としてしっかりと働いてもらってる義父のミシン。
派手なステッチや刺繍機能はないけれど、しっかり縫うことが出来るミシンは
働き者の義父のようです!これからも大事に使っていきます。
家族・子供の為に一生懸命生きてきた父。
いままで本当にありがとうございました。
これからも私達の事を天国から見守ってくださいね。