参照
北陸中日新聞 2011年1月20日 18面
金沢市を流れる浅野川の魚道改修を
釣り愛好家ら市に要望
現状写真
対策
○東京の多摩川などで導入され、堰の真下から上流に
魚が上ることができる魚道の設置を求めた。
魚道改修要望場所
○小橋用水堰(金沢市小橋町)
○浅野川導水路取水堰(金沢市田上本町)
○金浦用水堰(金沢市上中町)
考察
現在、役所に要望が出された場合、
回答しなくてはならないそうです。
石川県では、近年、手取川と浅野川に
魚道改修の要望が出されています。
全国の河川で魚道改修の要望が出されているようです。
○鮎が遡上していた河川に鮎を呼び戻しましょう。
河川工事を個人がすると逮捕されます。
必ず、多摩川などの解決策を持って河川管理者に相談を。
見習ってほしい事を具体的に示してください。
●具体例がないと河川管理者は、もっと魚が遡上できない
工事を行います。
遡上できる魚道整備の具体例は下記の本にあります。
「アユを育てる川仕事」
古川彰+高橋勇夫[編]
3300円+税 A5判上製 280頁 2010年5月発行
ISBN978-4-8067-1401-9
築地書館∋アユを育てる川仕事
高橋勇夫さんが出演
動画 釣りビジョン
たかはし河川生物調査事務所 代表 高橋勇夫
釣りビジョン動画∋#459:高橋勇夫さん(1)
釣りビジョン動画∋#459:高橋勇夫さん(2)
活動内容
天然アユの保全活動
河川生物保全コンサルタント
(魚道整備環境整備・産卵場造成・天然鮎を増やす)
農学博士
考察
手取川漁協は、高橋博士に連絡して、
手取川に実際に招待しました。
実際に川を見てもらってから、川に合わせた対策を
指導していただいているそうです。
検討会議を100年していても鮎は増えません。
専門家に見てもらう、
日本で最高の基本を指導していただく。
それから、漁協の努力で魚の遡上する川にする。
自己流は駄目です。外国のコピーは、川を壊滅させました。
最初は、何でも基本が大切です。
80%教えていただて、残りの20%は、
地元に合った工夫がいります。
川を再生するのは、地元の20%の努力です。
公務員に魚道を遡上する鮎や在来種を真剣に
研究している人はいないのかもしれません。
魚道の遡上基準は、外国のサケ魚道の数値計算です。
外国の魚道は、日本の魚道を遡上する鮎や在来種に
合いません。
何でも外国に合わせるから、ダムの外観はいつまでも、
全国共通の外国産コンクリートの塊です。
日本のダムや魚道は、
日本の文化と風土にあった外観と機能になるはずです。
○自然環境を元に戻して「ふるさとおこし」をしましょう。
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投稿
こんな改修工事もあるそうです。必ず見てください。
↓
SST’Sフィールドスケッチ∋
魚道のお話、そして“水辺の小技”
このような改修ならすぐに出来そうですね。
大変参考になりました。
ありがとうございます。
理屈なこと(よい情報)ありましたらコメントください。
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