サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

能力主義

2006年03月11日 12時37分59秒 | 独り言
「能力主義」って話よく聞くやん。
例えば会社での昇格・昇進のときとか。
なんかすごく響きのエエ言葉やん。
能力のあるものが上にいく。何が問題あんねん、とオレも今までは思ってたわけよ。

でもね、その「能力」っていったい何なのよ、って話。
例えば同じグループ内に以下のような2人の営業マンがいたとするやん。
1、売り上げはダントツトップ。ただし他人の話にはいっさい耳を貸さず、協調性も一切無い。
2、売り上げはダントツ最下位。ただしこの人が中心になるとすばらしいチームワークを発揮できる。

会社にとってどっちがエエ営業マンか、いうたら当然1の人や。
当然この人は昇格は早いわな。
で、この人がどんどん出世して管理職になり、グループのトップに立ったとき、このグループはチームワークを発揮できるやろうか?
答えはNOやろな。

でもオレの会社の「能力主義」ってこんな感じなんよ。
とにかく「売れる」ヤツが一番エライんや、って風潮。
たとえ人間として最低なヤツであっても、「売れる」ヤツが出世する。
たとえ人間として最高で、上に立ったら間違いなくグループをまとめ上げることが出来る能力を持っていたとしても、売れないヤツは出世できない。

世間の会社の能力主義はどんなんか知らんで。
でもオレの会社での「能力主義」に関してはちょっと考えさせられる出来事が最近あったんで、ちょっと書いてみただけ。
コメント (7)
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