ホープフルSが今年度よりG1に格上げ ターコイズSもG3昇格
久々に競馬ネタを。
今年から大阪杯がGⅡからGⅠに昇格したんですよ。
大阪杯はオレが競馬を始めた頃から天皇賞・春の前哨戦として一線級の古馬が春の始動戦として出てくるレース。
まさにGⅠ級メンバーが揃うレースだったんですよ。
だからGⅠ昇格もある意味納得。
心配なのは天皇賞・春。
今やJRAには長距離重賞が数えるほどしかない。
秋の牡馬クラシック3冠最終戦の菊花賞ですら距離適性を考慮して天皇賞・秋に向かう3歳馬も増えて、クラシックレースの重みが失われつつ感じる中で、大阪杯がGⅠ昇格後に果たして3,200mの天皇賞・春に意義を見出す陣営がどれくらい居るのだろうか?
結局この後に続く安田記念や宝塚記念を使うとなればどう考えても天皇賞・春は避ける方が馬への負担も少ないしね。
GⅠの中でもメンバーが薄いから大阪杯では無く天皇賞に向かおう、もしくは大阪杯大敗でその後はメンバーが薄い天皇賞へ…みたいな、そんな流れになりやしないか?
天皇賞は国営競馬時代から続く伝統あるレース。
なのに今後はGⅠとは名ばかりの、せいぜい秋のステイヤーズステークス級の面々になりやしないか!?
スピード競馬が当たり前の今の時代、長距離レースの存在が薄くなっていくのは仕方がないと分かっていつつも、やっぱり長距離馬もスポットライトが当たるようなレース体系も残しておいて欲しいものだと思う。
ま、ここまでは百歩譲ってええとしよう。
なんと、暮れのホープフルステークスまでもがGⅠ昇格決定。
え?最近新設重賞として格付けしたばっかりやん!?
もうGⅠですか!?
つか、じゃあ朝日杯や阪神ジュベナイルフィリーズの存在はどうなるの!?
そして朝日杯の勝ち馬とホープフルステークスのどっちの勝ち馬が2歳チャンピオンとして認められるの!?
何が言いたいのかっつーと、そんなに2歳GⅠを増やしてどうするよ!?って話ですよ。
今回同時にGⅢに格付けされたターコイズステークスはまあええやん。
古馬牝馬は牡馬とはなかなか互角に勝負とはいかないからね。
牝馬限定戦の路線が整備されればそれだけ活躍の場も広がるわけやし。
ただ。
2歳戦はもうええやろ。
ここ数年でやたら2歳重賞が増えたけど、そこまでして重賞増やして何になるの?
早熟馬の受け皿を作っているだけにしか思えないのだが。
最近じゃ朝日杯を勝った馬もクラシックじゃ出番なし…そんな傾向。
2歳チャンピオンの名が廃る…そんな流れ。
それに歯止めをかけるべくホープフルステークスをGⅠ格付けしたのならそれはそれでええ。
だったら逆にもう朝日杯はいらなくね?
ホープフルステークスがクラシック直結レースとなればJRA賞「最優秀2歳牡馬」を投票する記者たちもきっとこちらを心理的に選ぶだろう。
となると朝日杯の勝ち馬が2歳チャンピオンに選ばれることは皆無になるだろう。
そんな存在のGⅠならもういらんでしょ。
もしくはJRAには1つもない「2歳ダート重賞」として生まれ変わるかやな。
何が言いたいのかっつーと、重賞を安売りし過ぎじゃね?って話。
重賞とは、その名の通り「普通のレースよりも重い価値があるレース」やん。
その中でも最も価値がある存在のはずのGⅠ。
ここまで増やして果たしてその価値はどうなのよ!?
どうせ増やすなら夏競馬を盛り上げる意味で札幌記念をGⅠにして、ワールドスーパージョッキーズ改めワールドオールスタージョッキーズでしたっけ?と合わせて開催するとかにしたらええのに。
馬券売り上げの意味でもいかがなもんだろう?
「GⅠだから馬券を買う」
そんなファン狙いならそこまで大きく売り上げが伸びるとは思えない。
もっとコアでヘビーな馬券ファンなら重賞だからとかGⅠだからとか関係無く馬券は買うからね。
売り上げアップには繋がらないんじゃない?
…とか、批判的な感じで書いたけども、馬主的には嬉しい話やろね。
重賞勝ちの価値が薄くなろうが何だろうが、大きいタイトルを取れるのは名誉なことやし大きな賞金も魅力。
そんなチャンスが増えるのは有り難い話ですわ。
馬主の端くれ中の端くれの一口馬主であるオレも重賞は取りたいからね。
でもね、もうお腹いっぱい。
もうこれ以上GⅠも重賞もいりませんわ。
馬券ファン目線でも馬主目線でももうええですわ。
で、今年のホープフルステークスは12月24日の有馬記念の後、28日にもう1日開催がある時に行われる。
今年の番組編成上こうなっただけなのかも知れないが、今後「有馬記念後のおかわり」的なこと(ダービー後の目黒記念的な)を目論んで、来年以降も有馬記念の後に開催しようとするのならオレは言いたい。
1年のGⅠレースの締めくくりは有馬記念やろ!
競馬ファンの1年は金杯に始まり有馬記念で終わるのや!
有馬記念の後にまだGⅠなんて、まるで仕事収めした後にまだ残業するみたいで気分が悪いわ。(←違うか)
1年の締めくくりのGⅠレースが急に湧いて出たような2歳GⅠだなんて、伝統ある有馬記念の重みまで下がるみたいな気がしてちと悲しい気分…。
それでも暮れにGⅠを増やして盛り上げたいと言うのなら、9R中山大障害→10RホープフルS→11R(最終レース)有馬記念と、JRA初の同日にGⅠ3レース開催にしたらええのに。
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今年から大阪杯がGⅡからGⅠに昇格したんですよ。
大阪杯はオレが競馬を始めた頃から天皇賞・春の前哨戦として一線級の古馬が春の始動戦として出てくるレース。
まさにGⅠ級メンバーが揃うレースだったんですよ。
だからGⅠ昇格もある意味納得。
心配なのは天皇賞・春。
今やJRAには長距離重賞が数えるほどしかない。
秋の牡馬クラシック3冠最終戦の菊花賞ですら距離適性を考慮して天皇賞・秋に向かう3歳馬も増えて、クラシックレースの重みが失われつつ感じる中で、大阪杯がGⅠ昇格後に果たして3,200mの天皇賞・春に意義を見出す陣営がどれくらい居るのだろうか?
結局この後に続く安田記念や宝塚記念を使うとなればどう考えても天皇賞・春は避ける方が馬への負担も少ないしね。
GⅠの中でもメンバーが薄いから大阪杯では無く天皇賞に向かおう、もしくは大阪杯大敗でその後はメンバーが薄い天皇賞へ…みたいな、そんな流れになりやしないか?
天皇賞は国営競馬時代から続く伝統あるレース。
なのに今後はGⅠとは名ばかりの、せいぜい秋のステイヤーズステークス級の面々になりやしないか!?
スピード競馬が当たり前の今の時代、長距離レースの存在が薄くなっていくのは仕方がないと分かっていつつも、やっぱり長距離馬もスポットライトが当たるようなレース体系も残しておいて欲しいものだと思う。
ま、ここまでは百歩譲ってええとしよう。
なんと、暮れのホープフルステークスまでもがGⅠ昇格決定。
え?最近新設重賞として格付けしたばっかりやん!?
もうGⅠですか!?
つか、じゃあ朝日杯や阪神ジュベナイルフィリーズの存在はどうなるの!?
そして朝日杯の勝ち馬とホープフルステークスのどっちの勝ち馬が2歳チャンピオンとして認められるの!?
何が言いたいのかっつーと、そんなに2歳GⅠを増やしてどうするよ!?って話ですよ。
今回同時にGⅢに格付けされたターコイズステークスはまあええやん。
古馬牝馬は牡馬とはなかなか互角に勝負とはいかないからね。
牝馬限定戦の路線が整備されればそれだけ活躍の場も広がるわけやし。
ただ。
2歳戦はもうええやろ。
ここ数年でやたら2歳重賞が増えたけど、そこまでして重賞増やして何になるの?
早熟馬の受け皿を作っているだけにしか思えないのだが。
最近じゃ朝日杯を勝った馬もクラシックじゃ出番なし…そんな傾向。
2歳チャンピオンの名が廃る…そんな流れ。
それに歯止めをかけるべくホープフルステークスをGⅠ格付けしたのならそれはそれでええ。
だったら逆にもう朝日杯はいらなくね?
ホープフルステークスがクラシック直結レースとなればJRA賞「最優秀2歳牡馬」を投票する記者たちもきっとこちらを心理的に選ぶだろう。
となると朝日杯の勝ち馬が2歳チャンピオンに選ばれることは皆無になるだろう。
そんな存在のGⅠならもういらんでしょ。
もしくはJRAには1つもない「2歳ダート重賞」として生まれ変わるかやな。
何が言いたいのかっつーと、重賞を安売りし過ぎじゃね?って話。
重賞とは、その名の通り「普通のレースよりも重い価値があるレース」やん。
その中でも最も価値がある存在のはずのGⅠ。
ここまで増やして果たしてその価値はどうなのよ!?
どうせ増やすなら夏競馬を盛り上げる意味で札幌記念をGⅠにして、ワールドスーパージョッキーズ改めワールドオールスタージョッキーズでしたっけ?と合わせて開催するとかにしたらええのに。
馬券売り上げの意味でもいかがなもんだろう?
「GⅠだから馬券を買う」
そんなファン狙いならそこまで大きく売り上げが伸びるとは思えない。
もっとコアでヘビーな馬券ファンなら重賞だからとかGⅠだからとか関係無く馬券は買うからね。
売り上げアップには繋がらないんじゃない?
…とか、批判的な感じで書いたけども、馬主的には嬉しい話やろね。
重賞勝ちの価値が薄くなろうが何だろうが、大きいタイトルを取れるのは名誉なことやし大きな賞金も魅力。
そんなチャンスが増えるのは有り難い話ですわ。
馬主の端くれ中の端くれの一口馬主であるオレも重賞は取りたいからね。
でもね、もうお腹いっぱい。
もうこれ以上GⅠも重賞もいりませんわ。
馬券ファン目線でも馬主目線でももうええですわ。
で、今年のホープフルステークスは12月24日の有馬記念の後、28日にもう1日開催がある時に行われる。
今年の番組編成上こうなっただけなのかも知れないが、今後「有馬記念後のおかわり」的なこと(ダービー後の目黒記念的な)を目論んで、来年以降も有馬記念の後に開催しようとするのならオレは言いたい。
1年のGⅠレースの締めくくりは有馬記念やろ!
競馬ファンの1年は金杯に始まり有馬記念で終わるのや!
有馬記念の後にまだGⅠなんて、まるで仕事収めした後にまだ残業するみたいで気分が悪いわ。(←違うか)
1年の締めくくりのGⅠレースが急に湧いて出たような2歳GⅠだなんて、伝統ある有馬記念の重みまで下がるみたいな気がしてちと悲しい気分…。
それでも暮れにGⅠを増やして盛り上げたいと言うのなら、9R中山大障害→10RホープフルS→11R(最終レース)有馬記念と、JRA初の同日にGⅠ3レース開催にしたらええのに。
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