成果で評価、長時間労働や賃金低下はない…首相(読売新聞) - goo ニュース
まず初めに断っておく。
オレは仕事なんて「懲役」と同じだと思っている。
だから愛社精神なんて微塵も無いし、「働き甲斐」なんて1度たりとも感じたことも無い。
「何とかして楽できないものか」と常日頃考えているダメリーマンの典型である。
そんな思想のオレがこの政府の「残業代ゼロ法案」浮上のニュースに対してモノ申す。
「成果主義」
こういう言葉を聞くとね、ポジティブな人たちは「頑張ったら頑張った分だけ評価されるのか!だったらもっと頑張ろう」と思うんだろうね。
でも、オレはそうは思わない。
むしろこう思ってしまう。
「会社側の思う壺だわ…」と。
そもそも成果ってどうやって判断するの?
そりゃ目標に対して結果がどうであったか、ってコトで判断されるんですやん!
その通り。
じゃあその目標が妥当かどうかってのは誰が決めるの?
…そう、会社側。
すなわち雇用する側ですやんね。
大体の民間企業には目標と名を変えたノルマが存在するよね。
そのノルマと言う名の目標決定にあたり、労働者側が口出しする余地はあるのかい?
少なくともわが社には無い。
オレらの知らないところでいつの間にか決まった、そしてどのような根拠に基づき決められたのかすら分からん「目標と言う名のノルマ」を押し付けられ、出来ない場合は叱責。
個々の能力や適性なんてのは当然無視や。
「決められたことはやれ」
…ただこれだけ。
こういう状況下の会社にもし残業代ゼロ案なんでのが導入されてみ。
とても頑張っても届かないような高い目標を押し付けられて「ハイ、アンタは成果出て無いから賃金アップは無しね」なんて言われるコトは見え見えやん。
そもそもこの案。
「経済界」が政界に求めたってところがミソ。
この案が認められたら経済界…すなわち雇用者側は堂々と残業代をカットできる。
今までみたいに「残業○時間分は基本給に含んでいますよ」なんて苦しい言い訳をしなくてもね。
そして政界側にとってみてば、この法案を成立させることで経済界を味方につけておけば、次期選挙では票をがっぽり稼げること間違い無しや。
両者の思惑が完全に一致した法案と言えるよね。
ここには労働者側の意見なんて入る余地は無しや。
首相は「長時間労働を強いられる、あるいは残業代がなくなって賃金が下がるという誤解もあるが、そのようなことは絶対あってはならない」と強調した。
安倍ちゃん。
アンタが何を言おうと、こういう制度が導入されると長時間労働を強いられるし、結果的に賃金が下がることは見え見えなんですよ。
労働者側から見ればまさに会社側がそうする為の制度にしか思えないんですもん。
対象になるのは、職務の範囲が明確で専門性が高い人材に絞り、希望しない人には適用しない仕組みにするよう指示した。
職務の範囲が明確で専門性が高い人材?
逆に会社の中で職務の範囲が不明瞭で誰でもできるような仕事をやってる人間なんているのかい?
少なくともわが社にはそんな暇そうな人間は居ないぞ。
つまり、政府がいくら「対象を絞ります」と言っても結局のところどんな会社の誰にでも適用できる制度だと言うことですやん。
希望しない人には適用しない仕組み?
じゃあ全員が希望しなかったら?
何のための制度導入なん?
雇用者側としては「何としても導入しよう」として結局最終的には労働者側が「分かりました…」と言わされるのがオチやん。
雇われ側の立場なんてこんなもんやで。
労働組合がよほどしっかりしてる会社なら別やけども、そんな会社少ないやろ。
結局のところ、今まではサービス残業を強いる会社はブラック企業なんて呼ばれて世間から冷たい目で見られることになってたけれど、この制度が導入されれば堂々と残業代カットを出来るワケや。
何てったって政府のお墨付きやもん。
もう怖いものナシや。
逆に労働者側にはまったくもって怖い制度やけども…。
もし、わが社で将来的にこんな制度が導入されても、オレは頑張る気なんて無いね。
すでに今だってとても届かないノルマを課せられてるから「成果主義」なんて言われても会社が求める「成果」なんて出せるはずが無いもの。
だからオレは誰が何と言おうとこれからもクビにならない程度に働くダメリーマンでいい。
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まず初めに断っておく。
オレは仕事なんて「懲役」と同じだと思っている。
だから愛社精神なんて微塵も無いし、「働き甲斐」なんて1度たりとも感じたことも無い。
「何とかして楽できないものか」と常日頃考えているダメリーマンの典型である。
そんな思想のオレがこの政府の「残業代ゼロ法案」浮上のニュースに対してモノ申す。
「成果主義」
こういう言葉を聞くとね、ポジティブな人たちは「頑張ったら頑張った分だけ評価されるのか!だったらもっと頑張ろう」と思うんだろうね。
でも、オレはそうは思わない。
むしろこう思ってしまう。
「会社側の思う壺だわ…」と。
そもそも成果ってどうやって判断するの?
そりゃ目標に対して結果がどうであったか、ってコトで判断されるんですやん!
その通り。
じゃあその目標が妥当かどうかってのは誰が決めるの?
…そう、会社側。
すなわち雇用する側ですやんね。
大体の民間企業には目標と名を変えたノルマが存在するよね。
そのノルマと言う名の目標決定にあたり、労働者側が口出しする余地はあるのかい?
少なくともわが社には無い。
オレらの知らないところでいつの間にか決まった、そしてどのような根拠に基づき決められたのかすら分からん「目標と言う名のノルマ」を押し付けられ、出来ない場合は叱責。
個々の能力や適性なんてのは当然無視や。
「決められたことはやれ」
…ただこれだけ。
こういう状況下の会社にもし残業代ゼロ案なんでのが導入されてみ。
とても頑張っても届かないような高い目標を押し付けられて「ハイ、アンタは成果出て無いから賃金アップは無しね」なんて言われるコトは見え見えやん。
そもそもこの案。
「経済界」が政界に求めたってところがミソ。
この案が認められたら経済界…すなわち雇用者側は堂々と残業代をカットできる。
今までみたいに「残業○時間分は基本給に含んでいますよ」なんて苦しい言い訳をしなくてもね。
そして政界側にとってみてば、この法案を成立させることで経済界を味方につけておけば、次期選挙では票をがっぽり稼げること間違い無しや。
両者の思惑が完全に一致した法案と言えるよね。
ここには労働者側の意見なんて入る余地は無しや。
首相は「長時間労働を強いられる、あるいは残業代がなくなって賃金が下がるという誤解もあるが、そのようなことは絶対あってはならない」と強調した。
安倍ちゃん。
アンタが何を言おうと、こういう制度が導入されると長時間労働を強いられるし、結果的に賃金が下がることは見え見えなんですよ。
労働者側から見ればまさに会社側がそうする為の制度にしか思えないんですもん。
対象になるのは、職務の範囲が明確で専門性が高い人材に絞り、希望しない人には適用しない仕組みにするよう指示した。
職務の範囲が明確で専門性が高い人材?
逆に会社の中で職務の範囲が不明瞭で誰でもできるような仕事をやってる人間なんているのかい?
少なくともわが社にはそんな暇そうな人間は居ないぞ。
つまり、政府がいくら「対象を絞ります」と言っても結局のところどんな会社の誰にでも適用できる制度だと言うことですやん。
希望しない人には適用しない仕組み?
じゃあ全員が希望しなかったら?
何のための制度導入なん?
雇用者側としては「何としても導入しよう」として結局最終的には労働者側が「分かりました…」と言わされるのがオチやん。
雇われ側の立場なんてこんなもんやで。
労働組合がよほどしっかりしてる会社なら別やけども、そんな会社少ないやろ。
結局のところ、今まではサービス残業を強いる会社はブラック企業なんて呼ばれて世間から冷たい目で見られることになってたけれど、この制度が導入されれば堂々と残業代カットを出来るワケや。
何てったって政府のお墨付きやもん。
もう怖いものナシや。
逆に労働者側にはまったくもって怖い制度やけども…。
もし、わが社で将来的にこんな制度が導入されても、オレは頑張る気なんて無いね。
すでに今だってとても届かないノルマを課せられてるから「成果主義」なんて言われても会社が求める「成果」なんて出せるはずが無いもの。
だからオレは誰が何と言おうとこれからもクビにならない程度に働くダメリーマンでいい。
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