続・東北地方太平洋沖地震

当面の安全性確保＝原子炉に海水注入完了―福島第１原発１号機・保安院(時事通信) - goo ニュース

福島第一原発３号機、冷却装置が停止　緊急事態報告(朝日新聞) - goo ニュース

まず初めに。

この度の地震で亡くなられた方々のお悔やみを申し上げるとともに、被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

さて。
昨日は家で1日中地震の続報を見る。
本当に悲惨な状況だ。
一気に街を飲み込んだ津波の映像を見て、実際にこういうことが起こるものなのかを目を疑いたくなった。

そんな中…。
更に恐ろしい事態が。

昨日の午後3時半ごろ、福島第一原発で爆発事故発生。
半径20km以内の住民に避難指示。
放射能汚染！？
チェルノブイリやスリーマイル島での事故のような最悪の事態が頭をよぎる。

結果、発表を鵜呑みにするならば原子炉に海水を注入完了したことで当面の危機は脱した模様。
ヤレヤレってとこか。

で！
ここで一言オレは言いたい。

この事故が発生してから各局には「原子力」とかに詳しい専門家だの大学教授だの出てきていろいろ喋ってた。
文系のオレには難しすぎてよく分からんこともあったけど。
で、中には「海水注入の判断が遅い」だの「安全性に対する認識が甘かった」だの批判する人も。

そりゃね、そうかも知れん。
でもね、こんな大地震が起こることを予測できたか！？
海水注入の判断だって、慎重に慎重を期さないと2次災害の恐れだってある。
安全性に対する認識が甘いなんて言いだすと、行きつくところは「なぜ原発なんて作ったんだ！」という議論にしかならんやろ。
こういう批判を言い出すと、地震予知を研究している連中を「なぜ予知できなかったんだ！」と批判しなきゃならんようになるし、今回初めて聞いた「経済産業省原子力安全・保安院」なる組織に対しても「安全も保安もちっともできてないやないか！普段どんな仕事してたんや！」と批判しなきゃならん。

今は批判合戦してる場合じゃないんだよ。
今日本で生きている全員が誰も経験したこと無い超大地震だんだよ。
過去に例が無いんだよ。
対応が後手に回ってしまうのは仕方ないことやと思う。
オレは専門家では無いから詳しくは分からんけども、素人目線でテレビで見ている限りでは良く頑張っていると思う。
今回ばかりはM党政府の味方をするぞ。

今は政府、与党、野党、役所に東電、そして日本国民みんなが一丸となって対応に努めるべき時だ。
批判はその後でよろしいやん。

後々まで影響を及ぼしそうな今回の地震。そして原発事故。
今のオレにはただ1日も早い復興を願うくらいしかできない…。
ああ、もどかしい…。

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