JRA改革!菜七子ルール導入 大幅緩和で女性騎手の減量に恩恵
やっとJRAも男女平等の意味が分かってきたようだな。
JRAの世界では、今はレースで馬に騎乗する時の条件が男性騎手も女性騎手もまったく同じなんですよ。
は?じゃあ今もすでに男女平等で何の問題も無いじゃない。
…と思ったそこのあーた!
本当にそうかな?
スポーツの世界を見てみ。
男女が混合でレースや試合やってるかい?
陸上競技や水泳、1コースが男性選手、2コースが女性選手とかあるかい?
柔道や剣道、男性対女性の試合なんてあり得るかい?
サッカーの試合、選手11人中女性が5人…なんて無いでしょ。
あ、部活レベルの話は別やで。
国際大会レベルでの話やで。
なぜか。
言うまでも無い。
男性と女性では明らかに体格差や筋力差があって、同じ条件で戦う場合は女性の方が圧倒的に不利だから。
こういうスポーツの世界で当たり前のことが、JRAの世界では当たり前では無かったんだな。
馬に乗ったことのある方ならお分かりだろうが、馬ってかなり力が強い。
馬を御するってのは相当な腕力が必要だよ。
馬で勝ち負けを争う競馬では馬7、人3なんて言われており、まあ馬の力も去ることながら、人(すなわち騎手)の力も3割くらいが勝敗に影響を及ぼすと言われている。
そんな世界で女性騎手が活躍しようと思ったら、男性と同じ体力や筋力を付ける…ってのが理想なんだろうけど、女性の身体の構造上それは無理があるってもんです。
なのに、今までは女性だろうが関係なく馬に乗る時の条件としては男女に差が無かったんですよ。
これでは女性騎手になり手も少ない。
なったとて結果を出すのが難しいと初めから分かってて誰が乗せるんですか。
馬主は道楽とは言いつつも、かなりの高額なお金をかけている。
だったら少しでも勝てる可能性のある騎手を乗せたいってのは馬主としては当たり前の考えでしょ。
勝てる可能性とは…当然腕っ節の強い男性の騎手ってことになるでしょうよ。
勝てない騎手は男女問わずに去るしかない。
それが優勝劣敗の世界の掟。
ただでさえなり手が少ない女性騎手、なったとでこれでは騎手になろう!なんて女性が増えるはずも無かろうて。
じゃあどうするか。
馬の負担重量に差を付けることしか無いわな。
どういうコト?
ここで競馬をあまり知らない方のために解説。
競馬の世界ではレース条件や馬の年齢、性別、騎手の通算勝ち数とかによって、そのレースで馬が背負う負担重量(騎手自身の体重とか鞍とかを含めた総重量ね。斤量とも言うね。)ってのが決まってんですよ。
例えば日本ダービーに出走するお馬は牡馬(オス馬)は57kg、牝馬(メス馬)は55kgとかね。
そして競馬の世界では負担重量が1kg違えば、1馬身(0秒2差)結果が違うと言われている。
馬の世界でも牡馬(オス馬)と牝馬(メス馬)では力差があるから先に述べたダービーのように、牝馬(メス馬)は牡馬(オス馬)より2kg軽く設定されている。
先に述べたように1kg違えば1馬身差(0.2秒差)違ってくる馬の世界。
2kg違えば0.4秒も結果が違ってくる。
走る距離によって違うけど、平均時速換算60kmから70kmくらいで走る競走馬。
たかが0.4秒差も距離に直せば時速60kmなら約6.7m、70kmなら7.8mもの距離の差がゴール時点に付いてることになる。
これは大きいよ。
先に述べたように馬7、人3の競馬の世界では騎手も大きくモノを言う。
馬の力がまったく同じと仮定したら、勝ち負けを決めるのはもう騎手の差しか無いですわ。
こうなると体力や筋力では男性騎手に劣る女性には不利ですわな。
これが途中に述べた「勝てる可能性のある騎手、すなわち女性騎手よりも男性騎手を選ぶ」って話になるワケですよ。
女性騎手ではほぼ埋めることの出来ない男性騎手との体力や筋力の差で馬を御しきれずに生じる道中の距離ロスなんかを負担重量を変えることでその差をカバー出来る。
これが本当の男女平等ってもんです。
何でもかんでも男性と同じに!が平等じゃないよ。
自称フェミニストの方々は女性差別ガー!女性の人権ガー!なんて声高々によくおっしゃってますけれど、差別と区別は違うんですよ。
差別はアカン。でも区別は必要。
今回のJRAの措置のように、男性と同じフィールドで勝負する場合は男性と女性で条件で差を付けることが逆に平等ってケースもあるんですよ。
…という主旨のことを2016年2月に藤田菜七子ちゃんが16年ぶりのJRA女性騎手となった時にもこのブログに書いたけれど、この時に書いたオレの要望とほぼ同じような結果がようやく実現の時が来ましたよ。
今、JRAのみならず地方競馬でも女性騎手が少ない状況。
今年も1月に岩手の鈴木麻優騎手が、7月に高知の下村瑠衣騎手が相次いで引退。
今現役の女性騎手はJRAの藤田菜七子ちゃん、名古屋の宮下瞳、木之前葵ちゃん、高知の別府真衣騎手、佐賀の岩永千明騎手の5人だけやん。(ばんえい競馬の竹ケ原茉耶騎手は別として)
でも岩永騎手は怪我でもう何年も騎乗しておらん状況なんで実質4人。
これはアカンやろ。
女性騎手は集客にも大きな影響を与える存在やで。
JRA、地方問わず、女性も男性と同等に勝負できる環境作りを急ぐべきやとオレは思う。
それがスポーツでもあり興行でもある競馬の盛り上がりに繋がるんやから。
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やっとJRAも男女平等の意味が分かってきたようだな。
JRAの世界では、今はレースで馬に騎乗する時の条件が男性騎手も女性騎手もまったく同じなんですよ。
は?じゃあ今もすでに男女平等で何の問題も無いじゃない。
…と思ったそこのあーた!
本当にそうかな?
スポーツの世界を見てみ。
男女が混合でレースや試合やってるかい?
陸上競技や水泳、1コースが男性選手、2コースが女性選手とかあるかい?
柔道や剣道、男性対女性の試合なんてあり得るかい?
サッカーの試合、選手11人中女性が5人…なんて無いでしょ。
あ、部活レベルの話は別やで。
国際大会レベルでの話やで。
なぜか。
言うまでも無い。
男性と女性では明らかに体格差や筋力差があって、同じ条件で戦う場合は女性の方が圧倒的に不利だから。
こういうスポーツの世界で当たり前のことが、JRAの世界では当たり前では無かったんだな。
馬に乗ったことのある方ならお分かりだろうが、馬ってかなり力が強い。
馬を御するってのは相当な腕力が必要だよ。
馬で勝ち負けを争う競馬では馬7、人3なんて言われており、まあ馬の力も去ることながら、人(すなわち騎手)の力も3割くらいが勝敗に影響を及ぼすと言われている。
そんな世界で女性騎手が活躍しようと思ったら、男性と同じ体力や筋力を付ける…ってのが理想なんだろうけど、女性の身体の構造上それは無理があるってもんです。
なのに、今までは女性だろうが関係なく馬に乗る時の条件としては男女に差が無かったんですよ。
これでは女性騎手になり手も少ない。
なったとて結果を出すのが難しいと初めから分かってて誰が乗せるんですか。
馬主は道楽とは言いつつも、かなりの高額なお金をかけている。
だったら少しでも勝てる可能性のある騎手を乗せたいってのは馬主としては当たり前の考えでしょ。
勝てる可能性とは…当然腕っ節の強い男性の騎手ってことになるでしょうよ。
勝てない騎手は男女問わずに去るしかない。
それが優勝劣敗の世界の掟。
ただでさえなり手が少ない女性騎手、なったとでこれでは騎手になろう!なんて女性が増えるはずも無かろうて。
じゃあどうするか。
馬の負担重量に差を付けることしか無いわな。
どういうコト?
ここで競馬をあまり知らない方のために解説。
競馬の世界ではレース条件や馬の年齢、性別、騎手の通算勝ち数とかによって、そのレースで馬が背負う負担重量(騎手自身の体重とか鞍とかを含めた総重量ね。斤量とも言うね。)ってのが決まってんですよ。
例えば日本ダービーに出走するお馬は牡馬(オス馬)は57kg、牝馬(メス馬)は55kgとかね。
そして競馬の世界では負担重量が1kg違えば、1馬身(0秒2差)結果が違うと言われている。
馬の世界でも牡馬(オス馬)と牝馬(メス馬)では力差があるから先に述べたダービーのように、牝馬(メス馬)は牡馬(オス馬)より2kg軽く設定されている。
先に述べたように1kg違えば1馬身差(0.2秒差)違ってくる馬の世界。
2kg違えば0.4秒も結果が違ってくる。
走る距離によって違うけど、平均時速換算60kmから70kmくらいで走る競走馬。
たかが0.4秒差も距離に直せば時速60kmなら約6.7m、70kmなら7.8mもの距離の差がゴール時点に付いてることになる。
これは大きいよ。
先に述べたように馬7、人3の競馬の世界では騎手も大きくモノを言う。
馬の力がまったく同じと仮定したら、勝ち負けを決めるのはもう騎手の差しか無いですわ。
こうなると体力や筋力では男性騎手に劣る女性には不利ですわな。
これが途中に述べた「勝てる可能性のある騎手、すなわち女性騎手よりも男性騎手を選ぶ」って話になるワケですよ。
女性騎手ではほぼ埋めることの出来ない男性騎手との体力や筋力の差で馬を御しきれずに生じる道中の距離ロスなんかを負担重量を変えることでその差をカバー出来る。
これが本当の男女平等ってもんです。
何でもかんでも男性と同じに!が平等じゃないよ。
自称フェミニストの方々は女性差別ガー!女性の人権ガー!なんて声高々によくおっしゃってますけれど、差別と区別は違うんですよ。
差別はアカン。でも区別は必要。
今回のJRAの措置のように、男性と同じフィールドで勝負する場合は男性と女性で条件で差を付けることが逆に平等ってケースもあるんですよ。
…という主旨のことを2016年2月に藤田菜七子ちゃんが16年ぶりのJRA女性騎手となった時にもこのブログに書いたけれど、この時に書いたオレの要望とほぼ同じような結果がようやく実現の時が来ましたよ。
今、JRAのみならず地方競馬でも女性騎手が少ない状況。
今年も1月に岩手の鈴木麻優騎手が、7月に高知の下村瑠衣騎手が相次いで引退。
今現役の女性騎手はJRAの藤田菜七子ちゃん、名古屋の宮下瞳、木之前葵ちゃん、高知の別府真衣騎手、佐賀の岩永千明騎手の5人だけやん。(ばんえい競馬の竹ケ原茉耶騎手は別として)
でも岩永騎手は怪我でもう何年も騎乗しておらん状況なんで実質4人。
これはアカンやろ。
女性騎手は集客にも大きな影響を与える存在やで。
JRA、地方問わず、女性も男性と同等に勝負できる環境作りを急ぐべきやとオレは思う。
それがスポーツでもあり興行でもある競馬の盛り上がりに繋がるんやから。
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