サラリーマンのよもやま話

50代独身サラリーマンが思いのすべてをぶちまける!…ってほどの大袈裟なものではなく、ただの日記です。

消防団員確保案

2021年12月26日 09時07分29秒 | 独り言

またまたこの季節がやってまいりました。

年末恒例の消防団による夜警です。

2020年3月にオレも地元消防団に強制加入させられたものの、その直後からコロナ禍となり、ほぼ何の活動も行わない中迎えた昨年末。

消防団員としての初めての活動が「夜警」だったワケです。(その時の感想はこちら

まあ結論から言いますとこんな組織存続の意味あるの?って感じでしたわ。

今年もしぶしぶ昨日から夜警に参加しとりますが、昨日は3名だったせいか昨年のような飲み会も無く、初日は平穏に終わったのだが…。

でも、やっぱり2時間も拘束されるのは気分的にしんどいし面白くない。

それでいて、オレの市では団員報酬は年間2万円。

災害出動で2時間まで2千円、訓練等の出動で6時間まで2千円。以降超過時間は加算がある。

じゃあ年末の夜警は1日2千円貰えるのかな?

いずれにせよ、これっぽっちなら貴重な時間を割いてまで参加したくありませんわ。

…と言いたくなります。

 

そもそもれっぽっちの報酬すら団員の手に入らないのが問題。

実態は団や班でプールされ、私的な飲み食いに使われているのが現状。

なので実質消防団はボランティア活動。

誰が好き好んでやるもんですか。

ただでさえ若者人口も減ってるのに、団員なんて増えますかいな。

 

こういうのを受けて、わが市では4月から報酬は団じゃなく個人口座に直接振り込みになるらしい。

が、この時にも書いたように、相変わらず我が班ではわざわざ振り込まれた報酬を回収してプール方式を継続するらしい。

きっとよその市町村でも同じような感じなのでしょうな。

 

そんな中、何気に見つけたこんな記事。

三島市、消防団員確保へ優遇制度 商店が割引やサービス

 

要は静岡県の三島市内の商店で消防団員への特典があったり割引があったり、優遇を受けられる制度を始めたんだってさ。

インセンティブを設けることで団員の確保や士気高揚につなげるんだってさ。

こういうので「だったら消防団に入ろう!」って思う人がいるならオレはまったく否定はしないよ。

でも、オレだったらまったく心が動かないね。

オレが基本ケチなのかな?

それとも自分でも意識してないけど実は拝金主義だからなのかな?

「貢献した分に対してとにかくキッチリ金をくれ!

ただそれだけだ。

そういうのが無い以上、きっと消防団員なんて増えないよ。

活動内容に見合う、もしくは自分のプライベート時間を消防団のために割くことに対する対価が無いから誰も入りたがらないんでしょうよ。

オレには「我が街を守るんだ!」という使命感なんて皆無やし、だから全然面白くも無いし充実感も無いからね。

ただただ「入っちまったんだから仕方ない」という諦め感だけで今は活動に参加してるだけ。

 

オレが思うに、消防団員を増やしたいなら

報酬を確実に団員個人に支払う

余計な拘束時間を無くす(夜警で待機してるという名目の飲み会等)

(うちの団は無いけど)実質役立たずな「消防操法大会」への参加や、それに向けての強制練習を無くす。

しかないと思う。

 

それが無理なら徴兵制度方式で「20歳過ぎた男女は2年間消防団に加入義務化(2年経過後に継続するかどうかは自由)」とかにするしか無いと思うで。

結局、今のご時世みんな本音は自分の時間を一番大事にしたいんだから。

世のため人のため!なんて、それはキレイ事であって、本音はやっぱり自分が一番。

コメント (2)
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