サモワールを囲んで

日本ユーラシア協会愛知県連ブログ

第17回 料理サークル「ペチカ」例会報告 ーウクライナ料理を作るー

2018年06月13日 | ペ-チカ
6月9日(土)に東生涯教育センターの料理室で 第17回ペチカの例会が開催されました。

今回はウクライナのジトーミル出身のウクライナ人 川口リュドミーラさんに ゴルプツィ(ロールキャベツ)、
じゃがいものバターあえ、キャベツのサラダの作り方を教えていただきました。

ロールキャベツはロシアでもよく作られるものでロシア語ではголубцы です。
ウクライナ語では голубцi、ほとんど同じですが よく見ると最後がロシア語にはない i になって
います。また最初のO はウクライナ語ではアクセントがなくてもOと発音するのだそうです。

1)まず 玉ねぎのみじん切りとニンジンの細切りをじっくり炒めます。


2)キャベツの葉は破れないようにそっとはがして塩を加えた熱湯でざっとゆでておきます。


3)1)が冷めたら ここにごはんとひき肉を加え、しっかり混ぜます。

塩で味付けします。コショウは多めに。

4) 3)をキャベツの葉で包みます。真ん中にフィリングをのせて 一度ぐっと握り片側を折り込んでから
   くるりと包み、もう一方の端は中にぐっと押し込みます。これで巻いたキャベツがほどけてきません。


4)鍋の底にあまったキャベツの葉を敷き、ロールキャベツを並べてトマトピュレーを加え、ひたひたになるまで水を加えて
  じっくり煮込みます。
  

5)じゃがいもは皮をむいて一口大に切り、ゆでます。ゆであがったら バターを加えてまぶし、さらにディルのみじん切りをまぶします。
  「スプーンで混ぜたりしないで、ほら、こういう風に!」とジャガイモとバターの入ったお鍋を豪快にゆすってまぜるリュドミーラさん。
   

6)千切りのキャベツと細く切ったサラミと缶詰のグリーンピースをたっぷりのマヨネーズであえてサラダもできあがり!


7)さあ、できました!Стол накрыт !

リュドミーラさんお手製のかわいい飾りや ウクライナの国旗やナプキンでテーブルは華やかになりました。
  ウクライナの国旗の鮮やかなブルーは空の色を、黄色は黄金に輝く小麦畑を表しているそうです。

8)先生を囲んで うれしい試食の時間! Приятного аппетита !



日本語も堪能、笑顔の素敵な美しいリュドミーラさんは東海市にお住まいで あちこちでウクライナ料理を教えていらっしゃるそうです。


この日はウクライナ語教室のダツェンコ先生(「今日はウクライナ料理が食べたくて、、作ったことないけど、」だそうでした)や
ウクライナ語の生徒さんも参加されて 日本語、ロシア語、ウクライナ語がキッチンを飛び交いました。

リュドミーラさんの差し入れのカシス入りのハーブティを飲みながら おいしく食べて、大急ぎで後片付けをして
解散しました。参加者は全部で17名でした。


第16回ロシア語料理サークル「ペチカ」例会報告

2018年02月06日 | ペ-チカ
2月3日(土)午後5時半から東生涯教育センターの料理室で ペチカの第16回例会がありました。

今回は25名の参加でアリビーナ・ブレンコーワ先生にオーヴンで焼くピロシキとインゲン豆入り
ボルシチの作り方を教えていただきました。

おしゃれなエプロンでさっそうと登場!アリビーナ先生です。「さあ、よく手を洗ってから始めましょう!」


ピロシキはボルシチと並んでおそらく日本でもっとも有名なロシア料理です。ただし、日本で売られているピロシキは
揚げパン風で 中味も春雨とかコーンが入っていたりして日本化しています。
ロシアではピロシキは普通はオーヴンで焼くものです。今回はこのオーヴンで焼くピロシキを作ります。

まず最初はピロシキの生地作りです。少量の牛乳を温め、ドライイーストと砂糖、塩少々をよく混ぜたら ふきんで
覆って 暖かい場所において発酵させます。発酵すると泡が出てきます。

強力粉はよくふるっておきます。大きめのボウルに先ほどの発酵したイーストを入れ、卵、40度くらいのお湯、塩を
よく混ぜ、さらにバターを加えてよく混ぜます。これにふるった小麦粉を3カップ加えてゴムベラでさらに混ぜます。
いただいたレシピではこの後、生地の固さを確かめながらさらに1カップの小麦粉を足していくことになっていましたが、
これは小麦粉やバターなどの材料は様々なものがあるのでレシピの分量はあくまで目安で 各自その場でそれぞれ
判断すべしということなのだそうです。今回アリビーナ先生は生地に固さを確かめながら、その都度小麦粉をふるって
どんどん足していかれ、結局5カップ近くの小麦粉を入れてしまわれました。これにさらにサラダオイルを足して
をよくこねます。

ほっそりとしたアリビーナ先生ですが 強い腕でぐいぐいと力強くこねておられます。


このボウルもラップをふわりとかけ、さらにタオルで覆ってから お湯を張ったボウルにいれて温めておきます。
40-50分休ませておくと約2倍に膨らんできます。

この間に中味を作ります。今日はひき肉と玉ねぎを炒めたもの、キャベツ炒めにゆで卵を混ぜたもの、干しアンズを煮たものと
三種類です。
2倍に膨らんだ生地を取りだし、打ち粉をふった台の上で棒状にまとめてから15個に切り分けます。そしてこれを丸く伸ばして
中味を包みます。


軟らかい生地が伸びすぎて変な形になってしまったり、中味の入れすぎで生地が破れてしまったり、、
なかなか難しい作業でした。焼きあがったった時、三種類の中味のどれが入っているか
わかるように 少し形を変えたり、印をつけておいたりすることも必要です。


またこの会場は8時45分までに「後片付けなどすべてを終えて」部屋から出なくてはなりません。
発酵などに時間がかかったこともあって この時すでに8時過ぎになっていて 焦りました!

このピロシキと並行して インゲン豆入りボルシチも作りました。豚肉のスペアリブを40分ゆでて
基本のスープを作ります。しっかりゆでると簡単に骨を外すことができます。取りだした肉は
食べやすい大きさに切って鍋に戻します。

ジャガイモをサイコロ状に切ってこの鍋に入れ、ニンジンは細い千切りにして玉ねぎといっしょによく炒めて鍋に加えます。
たっぷりの千切キャベツを加え、最後に缶詰のインゲン豆を汁ごと加えてトマトピュレーと塩、コショウで味を調えます。
これにサワークリームとパセリを添えて。


具だくさんでおいしいスープです。これを急いで試食している間に ピロシキが焼きあがりました!


慣れない人ばかりが 大急ぎでやっているので 焼き上がりの色も様々、形も大きさもいろいろになりましたが、、

とにかく一個は試食!焼きたての味は最高でした!

アリビーナ先生の料理はすべてきっちりしていて 野菜の切り方にもスタイルがあり、プロセスの説明も丁寧です。
しかし 先生のお話をよく聞いてない方もあって、今回は「温めた牛乳と混ぜたイーストはラップとタオルで保温して
暖かいところに置く」と何度も説明があったのに これを寒いところに放置してしまったグループがあり、結局
このイーストで作った生地はふくらみが悪く 廃棄する羽目になりました。この牛乳も「人肌くらいに温めて、、」と
説明があったのに 沸騰させた牛乳に投入してしまいそうになる人もあって、、
慣れない料理を作る時には先生の説明をよく聞きましょう!

生地をこねた人はみんな小麦粉だらけ、アリビーナ先生のお顔にも白い口ひげが!

先生のお話によりますと「気分がよく、時間の余裕のある時に」ピロシキを作るのがよいのだそうで、、
イーストを発酵させ、生地を作って休ませ、、と時間がかかる作業で、こねたり、成型したりに
手間もかかります。ピロシキだけでは食事にはならないのでスープやサラダも作らなくては
なりません。今のロシアではお手軽にお店で買ってきてしまう人も多いようです。

おいしいものを作るには手間も時間がかかります。

Чтобы блюдо вкусным вышло, нужно похлопотать и потратить время !

今度は ピロシキを作ります! ロシア料理サークル「ペチカ」 第16回例会開催のお知らせ

2017年12月11日 | ペ-チカ
第16回「ペチカ」例会開催のお知らせです。

       ―オーヴンで焼くピロシキを作りますー

ピロシキは日本では結構有名なロシア料理ということになっていますが
日本で売られているものは かなり日本風になっていて 中味も春雨や
コーンが入っていたりします。、しかも揚げパン風です。

ロシアのピロシキは基本的にはオーヴンで焼いたものだそうです。
今回はこの本場のピロシキを作ってみましょう。


                                      
と き:2018年2月3日(土) 17:30~20:30

会場:東生涯学習センター 1階料理室
   (名古屋市東区葵一丁目3-21 ☎052-932-4881)

参加費:2,200円(日ユ協会員1,700円)
講師:アリビーナ・ブレンコーワさん
    【サハリン出身。日本ユーラシア協会愛知県連ロシア語講座講師。
    ロシア料理サークル「ペチカ」で料理の指導の他、ロシア語人形劇の人形や背景の制作
    にもあたるアーティストでもある。
定 員:20人
申し込み締切:2018年1月26日(金)15時(ただし定員になり次第締め切ります)
持参するもの:エプロン、三角巾、布巾2枚、筆記用具、お持ち帰り容器

※今回は 皆さんの意見で 「アルコール類」は 提供いたしません

日本ユーラシア協会愛知県連事務局までメールまたはTel&Fax で お申し込みのうえ、
参加費を納入してください。
参加費の納入を以って受付完了といたします。

申し込み:Mail : kacchan4@gmail.com
:電話 052・932・7211
郵便振替口座:00820‐8-16593 日本ユーラシア協会愛知県連合会
東京UFJ銀行:栄町支店 0391365

※但し 2018年1月27日(土)までにキャンセルのご連絡がなかった場合は 参加費はお返しできません。



第15回ペチカ例会報告 ー ウズベキスタンの料理を作る!

2017年09月11日 | ペ-チカ
9月9日(土)午後5時半から東生涯教育センター料理室で第15回ペチカ例会が開かれました。
今回はウズベキスタン料理!講師はウズベク人のシャフロ・アフメードヴァさんです。
シャフロさんは2008年に名古屋大学法学部に入学され、現在は博士課程で研究されて
います。おつれあいのブニョットさんも同学部博士課程で研究中でお二人は三人のお子さん(一番下
の坊やはまだ8か月!)を育てながらお忙しい学究生活を送っておられます。
今回はご一家全員とお友達でやはり名古屋大学に留学しておられるウミダ・フサイノヴァさんも
来てくださいました。当然のことながらみなさん日本語堪能なので 今回はすべて日本語で説明を
していただきました。

さて 今日の材料です。多量のニンジン!そして後ろにある大鍋はシャフロさんご持参のものです。


ニンニクもたっぷり。しかも外側の皮だけを剥いて 切り離さないでかたまりそのままにしておきます。


まずニンジンを切るのですが、、、ピーラーで皮を剥いたら まな板は使わず ニンジンは左手にもったまま空中で切るのです!
薄く短冊状に切るのですが、慣れない日本人は怖々、、

玉ねぎも同様に空中で薄く 半月型にカットしておきます。

 続いてのビックリは油の量です。米2キロに対して500cc!しかもこれはシャフロさんが日本人の口に合うようにアレンジしてくださった
レシピで 本国ではは米1キロに対して800ccの油を使うこともあるのだそうで、、さらにビックリ!

このサラダオイルを先ほどの大なべで温めて この中で大きく切った牛肉を炒めます。
写真で見るとまるで肉を茹でているようですね。



今回は牛肉ですが シャフロさんはイスラム教徒なのでこの肉はハラール(イスラム教の規則に従って特別な処理をした食品)のお店で
買った来られたそうです。牛肉の他、チキンや羊肉(結婚式など特別のご馳走の時に)も使われます。またオイルは普通はひまわり油
を使います。

肉全体をよく炒めたらここに まずスライスした玉ねぎを重ね、さらにその上にカットしたニンジンをのせます。ニンジンが山のように!


この上から塩とクミンを振ります。


さらにまるごとのニンニクをのせてピッタリ蓋をし ニンジンがやわらかくなるまで 25-30分細火にかけます。
信じられないニンニクの量!


お米は?日本人としては 早く洗ってざるにあげておかなくてもいいのかなあ、、と心配になるのですが、、、
シャフロさんは慌てず騒がず、ニンジンが柔らかくなるまで待って おもむろにお米を研ぎ始めました。

やっとニンジンが柔らかくなりました。大鍋には肉、玉ねぎ、ニンジンを蒸し煮したものができていますが
絶対にかきまぜないで!まず上にのせたニンニクを取りあえず別の容器に移してから、煮えたニンジンの上に、よく洗った
お米を平らに広げて水を注ぎます。だいたい米の表面から3センチくらいの水位です。

さらに干しブドウ(グリーンの物)と缶詰のひよこ豆を加えて 強火で煮たてます。オイルが表面に出てきました。

さらに煮立たせます。ここで一度スープのお味見。牛肉とやさいとひよこ豆の味にクミンが効いておいしいスープです。
日本人としてはアクをすくいたくなりますが、、それに「蓋をしないんですか?」という質問が数人から。

「蓋はしなくていいです!」とあっさり答えるシャフロさんでした。
火もけっこう強火のままなので「焦げないでしょうかね、、、」と不安がる日本人。

シャフロさんは穴あきお玉で表面をポンポン叩きます。こうしてお米が水分を完全に吸収したか
どうかを確かめるのだそうです。これで吸水が確認できたら のけておいたニンニクをもう一度表面に並べて
ぴったり蓋を締め、さらに5分から10分 ごく細火で加熱してから蒸らしておきます。これでピラフはできあがり。

サラダ用のトマトも薄く切るのですが、、これも空中で!

キュウリもまな板なしで空中で縦に切り目を入れ、小さくスライスします。これに玉ねぎスライスを加えて
サラダにします。味付けは塩だけ。


できあがったピラフは再びニンニクを取り除いて、鍋底から肉も取り出します。
肉はまな板の上で食べやすくカット。初めてまな板を使いました!


上下を返してよく混ぜます。



盛り付けです。中央に肉をのせ、横にニンニクを添えています。


シャフロさんは ウズベキスタンのパン(ナンというそうです)も焼いてきてくださいました。
ずっしりと量感があり、塩味の香ばしいパンです。真ん中に型押しした模様があり、ゴマがふってあります。


サラダも添えて、いよいよ試食の時間です!グルジアのワイン(赤・白)を抜いて。
ちなみにイスラム教徒の方と車で来られた方は麦茶で乾杯でした。
 

「ちょっと多すぎない?」と思ったニンジンの量も出来上がってみるとちょうどよい感じ、
レーズンの酸味もアクセントになり、肉やひよこ豆とも絶妙のバランスでとてもおいしい
ピラフでした。ニンニクの量にはショックを受けたのですが この多量のニンニクも味の決め手
かもしれません。

老若男女15名がお料理を習い しっかり食べましたが、米3キロに肉2キロののピラフはまだたくさん
あり、お土産に頂いて帰りました。8時半には片づけて出なければなりませんので ゆっくりおしゃべり
する暇がなかったのが残念でしたが みなさんのご協力で超特急で片付けができました。

今日のピラフはブニョットさんの故郷のホラズム地方(タシケントの北)のレシピだそうです。
ピラフにはたくさんのヴァリエーションがあり他の材料を使うもの、玉ねぎを茶色になるまでよく炒めて使うもの、
ニンジンの切り方が違うものの他に、全体をずっと混ぜ続けながら炊くものもあるそうでした。

油の量を減らしたり、手間のかからない方法を選ぶなどシャフロんさんはいろいろ工夫してくださったようです。
ほんとうにありがとうございました。ご馳走様!

第15回 ペチカ(料理教室)例会開催のお知らせ -ウズベキスタン料理です!

2017年08月03日 | ペ-チカ
久しぶりに ペチカの例会が開かれます。今回はウズベキスタン料理です。

講師にウズベク人のシャフロ・アフメドヴァさんをお迎えして ホラズム風ピラフと
トマトと玉ねぎのサラダを作ります。ホラズムというのは ウズべキスタンの北部に
ある地方の名前です。



肉と野菜を米と一緒炊き込むピラフという料理はウズベキスタンでよく食べられる料理で
家庭でも週に2回は食卓に登場するということです。普段に食べる料理であると共に
お祝いやパーティでも振舞われるもので、特に結婚式のピラフの準備には多量の野菜が
必要なので、男性たちが集まり、おしゃべりしたり、お茶を飲んだりしながら 何十キロもの
人参を刻むという行事もあるそうです。


3月のユーラシアフェスティバルにはウズベキスタン・日本会の方々がこのピラフを作って
来てくださいましたが 大変おいしく、40人分があっという間に売り切れました。
この料理には特に日本のお米が適しているということです。

時:9月9日(土)17:30-20:30
会場:東生涯教育センタ 1階 料理室
   (名古屋市東区葵1-3-21 ℡ 052-932-4881)
参加費:2500円(日ユ教会員は2000円)
講師:シャフロ・アフメドヴァ さん
   ウズベキスタン出身、2008年に名古屋大学法学部入学
   現在は博士課程 専門は刑事法 名古屋市在住

定員:15名

申込締切:9月2日(土)17時(ただし定員になり次第閉め切ります)

持参するもの:エプロン、三角巾、布巾 2枚、手拭きタオル、筆記用具、持ち帰り容器

日本ユーラシア協会愛知県連事務局までメール、または電話、ファックスで
お申し込みの上、参加費を納入してください。参加費の納入をもって受付完了と
いたします。

お申し込みは:mail:kacchan4@gmail.com

tel:052-932-7211(日本ユーラシア協会事務所)

郵便振替口座:00820-8-16593 日本ユーラシア協会愛知県連合会
東京UFJ銀行 栄町支店:0391365


**9月5日(㈫)までにキャンセルのご連絡がなかった場合には参加費はお返しできません。

ロシア料理サークル「ペチカ」第14回例会報告

2016年11月15日 | ペ-チカ
11月12日(土)午後5時半から東生涯学習センター料理室で「ペチカ」の第14回例会が
開かれました。講師はロシア語講座でおなじみのアリビーナ・ブレンコーワ先生です。
今回はロシアの国民食である発酵キャベツと肉のスープ「シィー」と発酵キャベツのサラダ、
玉ねぎとジャガイモのソテーの三品に12名(男性3名)がチャレンジしました。

ロシアのスープと言えば一番有名なのはボルシチですが これは元々はウクライナの料理だったそうです。
古くからロシアで食べられてきたのは「シィー」の方で 発酵キャベツの他に 生のキャベツを使う
レシピもあります。

さて、まずは野菜を刻むところから料理は始まります。均等に熱が入るように大きさと形をきっちり
そろえて切ることが重要です。


今回アリビーナ先生が作って持参してくださった発酵キャベツです。人参の細切りも入っています。


発酵キャベツの水分を絞ります。これはシィーにいれる分なのでしっかり絞っています。
サラダに使う方はごく軽く絞ります。


スープ用に肉を煮ている間に スープ用の野菜を炒めます。


こちらは薄く切ったじゃがいもをフライパンに均等に広げてジャガイモのソテーを作っております。


ロシア語と日本語で、やさしく、そして時には厳しく指導されるアリビーナ先生。


できあがりました!さあ、試食タイム!


ジョージアのワインを傾けながらのおいしい食事です。差し入れのリンゴのグラタンも。

代表の松田さんには会場の予約から材料の買い出し、デザートの差し入れと大変お世話になりました。
ありがとうございました。

ロシア料理サークル「ペチカ」 参加申し込み締め切りを延長します。

2016年11月02日 | ペ-チカ
11月12日(土)にロシア料理サークル「ペチカ」の例会が開かれます。

おいしいロシア料理を作って食べましょう!

申し込み順先着15名様限りですが まだお席がございます。

申込締切が11月9日(水)午後5時まで延長されましたので
ぜひお申込みください。

詳しいことは下記の記事をご覧ください。

ロシア料理を作りましょう!

2016年10月24日 | ペ-チカ
楽しいロシア料理の会「ペチカ」開催のお知らせです!

第14回ペチカ(ロシア料理サークル)例会を開催します。

ロシア語講座のアリビーナ・ブレンコーワ先生のご指導で「シー」(発酵キャベツと肉のスープ)、ジャガイモと
玉ねぎのソテー、発酵キャベツのサラダを作ります。有名なボルシチがもともとはウクライナの料理であるのに対して
「シー」はロシアの国民食です。最近日本でも健康食品として有名になっている発酵キャベツを使ったスープです。
 
お料理を作りながらロシア語と日本語が飛び交いますが、日本語堪能なアリビーナ先生のご指導ですので ロシア語を
習ってない方もご心配は無用です。ロシア語勉強中の方にとっては 教室では出てこないロシア語を学ぶチャンスでも
あります。ぜひご参加ください。

申し込み順先着15名様限定で 締め切りは11月4日(金)です。お申し込みをお急ぎください!
                                

                                           
日 時:2016年11月12日(土) 17:30~20:30

会場:東生涯学習センター 調理室
   (名古屋市東区葵一丁目3-21 ☎052-932-4881)
参加費:2500円(日ユ協会員2000円)

講師:アリビーナ・ブレンコーワ先生
   サハリン出身。日本ユーラシア協会愛知県連ロシア語講座講師。
    ロシア料理サークル「ペチカ」で料理の指導の他、ロシア語人形劇の人形や背景の製作に
    もあたるアーティスト。
定 員:15名

申し込み締切:2016年11月4日(金)午後5時   (ただし、定員になり次第締め切ります)
持参するもの:エプロン、三角巾、布巾2枚、筆記用具、お持ち帰り容器

日本ユーラシア協会愛知県連事務局までメールまたはTel&Fax でお申し込みのうえ、
参加費を納入してください。参加費の納入を以って受付完了といたします。

申し込み:Mail :  kokoshka2011@gmail.com
Tel&Fax : 052-932-7211

郵便振替口座
加入者名:日本ユーラシア協会愛知県連合会
口座番号:00820-8-16593

ただし、11月7日(月)までにキャンセルのご連絡がなかった場合は 参加費はお返しできません。


ロシア料理サークル「ペーチカ」第13回例会報告

2016年07月14日 | ペ-チカ
7月9日(日)午後5時半から東生涯学習センターの料理室でロシア料理サークル「ペーチカ」の
第13回例会が開かれました。

ロシア語講座のアリビーナ・ブレンコーワ先生のご指導で チェブレキとそばの実の肉入りカーシャ
を作りました。チェブレキは揚げ餃子のような料理、もともとタタール人の料理だったそうですが
今ではロシアのファーストフードとして気軽に食べられています。

まずそばの実のカーシャを作ります。そばの実はまずお皿かお盆の上に広げて 小さなゴミなどがないか
よく見てから 水で2-3回洗います。そばの実一カップ強に約3倍の水を加え 塩小さじ1を
入れて火にかけます。米とは違い、最初は強火、煮立ったら中火。


最後はごく細い火にして完全に水分がなくなるまで煮て、蓋をして10-30分むらしておきます。途中かきまぜてはいけません。

今度はチェブレキのフィリングを作りましょう。玉ねぎはみじん切に。



挽肉と混ぜて塩コショウで味をつけておきます。


生地を作ります。振るった小麦粉に熱湯((沸騰してないもの)に油を加えたものを注いて


スプーンで手早く混ぜます。


生地が一つにまとまったら 軽くこねて ラップで包み冷蔵庫で30分ほど休ませておきます。

この間にそばの実のカーシャの仕上げを。
大きめのみじん切りに切った玉ねぎをきつね色になるまでじっくりいためたら 蒸し煮した肉(今回はアリビーナ先生がご自宅で
作って来てくださいました。)を混ぜてさらに軽く炒める。


これを蒸らしておいたカーシャによく混ぜてできあがり!


冷蔵庫から寝かせておいたチェブレキの生地を取り出して軽くこねます。
まな板の上に小麦粉を振って、この生地を棒状にまとめます。


これを10等分して


今度は断面に小麦粉をまぶしながら 丸く広げます。


これをさらに麺棒で薄く延ばしていきます。


延ばした生地の下半分にフィリングをのせて上の部分をかぶせてふちをしっかり合わせ、さらにフォークで飾りを付けます。


ひまわりオイルを熱して揚げます。

中味が生ですから上下を返しながら きつね色になるまでじっくり揚げて
できあがりです。外はパリッと中味はジューシーなチェブレキ!


出来上がった料理を並べて お待ちかねの試食タイムでございます。


グルジアとギリシャのワインも出て おいしいお料理にご機嫌のみなさん。


松田さんからおいしいアプリコットケーキの差し入れ。手前はアリビーナ先生が持ってきてくださった「茄子のキャビア」という
お料理です。先生の菜園で採れたなすやニンジンが材料です。


こちらは服部先生から。発酵キャベツです。(もう残り少なくなっていますが、、)
最近は日本でも腸内環境を整える健康食品として注目されています。


この素敵なサモワールでお茶を飲みました。閉店してしまったロシア料理店「ロゴスキー」にあったものだそうです。
松田さんが提供してくださいました。



今回の参加者は13名(うち男性3名)でした。プロの料理人から恐る恐る包丁を握る人まで 様々なメンバーが仲良くお料理しました。

「楽しい~~次回はいつですか? 何を作りますか?」という声が多かったのですが 次回はまだ決まっていません。
次回のメニューとしては 発酵キャベツを使ったロシアの国民食「シィー」が候補にあがっています。
決まり次第 またお知らせします。