8月31日(日)午後2時からロシア語教室で 「8月のお茶会」が開かれました。
ゲストのナタリア・イスマギーロワさんです。
ナタリアさんはロシア語講座の山崎タチアナ先生のお姉さん。この8月に来日されました。6回目の来日とのことです。
最近のサンクトペテルブルクの様子をお聞きしました。
まず5月には「美術館の日」という催しがありました。サンクトぺテルブルクには多くの美術館、博物館が
ありますが この日はいくつかの美術館が一日中(夜中はもちろん朝まで)開館していて自由に見学が
できました。
ロシアでも今年から禁煙法が強化されていますが ナタリアさんの見る限り、喫煙者は
まだまだ多く、禁煙のマナーは守られていません。
以前から和食のレストランは多かったのですが最近ではますます多くなり、寿司を食べるロシア人は
もう珍しくありません。しかし その寿司はちょっとロシア風?
ナタリアさんが見せてくださった寿司屋のメニューです。
このメニューには 味噌汁の他に トムヤムクンやキムチもありました。
最近は移民や外国人労働者が多いことも問題になっているそうです。中央アジアからの出稼ぎ労働者が多いことは
以前から知られています。
ここに「ブラジル人移民が増えている」と書いてしまいましたが 後から確認したところ
聞き間違いであったことが判明しましたのでお詫びして訂正させていただきます。増えているのは中央アジア
諸国からの労働者です。
イスラム教徒も増え、サンクトペテルブルクにはモスクもあります。
紅茶はロシア風(濃い紅茶を小さいポットに作って熱湯で薄める方法)、テーブルには ロシア風のポテトと
ビーツのサラダ「ヴィネグレット」やウクライナ産のきゅうりのピクルス、サラミ、ライ麦パンとロシアの
蜂蜜やチョコレートなど。
いつもはロシア語教室の飾りになっているホフロマ塗りのアヒルも登場しました。
こちらはナタリアさんの差し入れのお菓子"сушки"(スーシキ)です。薄い塩味のクラッカーのような
感触で さまざまなサイズのものがあり、お茶にはかかせないものだそうです。
加藤正子さんからの差し入れ”そばずし”。お手間いりです。
参加者の(できるかぎりロシア語での)自己紹介もありました。参加者の半数はサンクトペテルブルクに行った
ことがある人たちでした。
ナタリアさんのお住まいはあの「青銅の騎士」の像まで徒歩で15分ばかりのところだそうです。
おすすめの観光スポットとしては エルミタージュはもちろんですが ペトロパブロフスキー要塞をあげて
おられました。またネヴァ川や運河をめぐる観光船もおすすめでした。その川や運河にかかる多くの
橋はそれぞれに魅力があり、橋を見てまわる散策も楽しそうです。
読書家のナタリアさんはよく図書館を利用されるそうです。ロシアでなぜ村上春樹がよく読まれるのか
という話題も出ました。なぜでしょうね?
因みに彼女はあまりすきではないそうでした。
日本人や日本の社会の印象は とても楽観的で 生活を楽しんでいるように見えるとのこと。
ロシアでは 今はウクライナとの問題の影響もあって余裕がなく 社会が暗い感じだそうです。
日本のトイレ事情もほめていただきました。「どこへ行っても清潔なトイレがあり、
トイレットペイパーやせっけんが常備され、便座が温められているものもある!
ロシアだったら ペイパーやせっけんはとられてしまうかも、」、という話で
参加者から大阪の駅のトイレでは 予備のペイパーのおいてある棚には鍵がかかっている
という発言もありました。
楽しい時間はすぐに過ぎて お開きの時間になりました。最後に彼女とタチアナ先生を囲んで
記念撮影。
ナタリアさんは「蒸し暑い名古屋の夏に負けずに なんとか頑張りました!」とおっしゃっていましたが
このところ 少し涼しくなってきた名古屋です。9月23日まで滞在されるとのこと、日本の初秋の
風情も楽しんで行っていただきたいと思います。
楽しいお話をありがとうございました。
ゲストのナタリア・イスマギーロワさんです。
ナタリアさんはロシア語講座の山崎タチアナ先生のお姉さん。この8月に来日されました。6回目の来日とのことです。
最近のサンクトペテルブルクの様子をお聞きしました。
まず5月には「美術館の日」という催しがありました。サンクトぺテルブルクには多くの美術館、博物館が
ありますが この日はいくつかの美術館が一日中(夜中はもちろん朝まで)開館していて自由に見学が
できました。
ロシアでも今年から禁煙法が強化されていますが ナタリアさんの見る限り、喫煙者は
まだまだ多く、禁煙のマナーは守られていません。
以前から和食のレストランは多かったのですが最近ではますます多くなり、寿司を食べるロシア人は
もう珍しくありません。しかし その寿司はちょっとロシア風?
ナタリアさんが見せてくださった寿司屋のメニューです。
このメニューには 味噌汁の他に トムヤムクンやキムチもありました。
最近は移民や外国人労働者が多いことも問題になっているそうです。中央アジアからの出稼ぎ労働者が多いことは
以前から知られています。
ここに「ブラジル人移民が増えている」と書いてしまいましたが 後から確認したところ
聞き間違いであったことが判明しましたのでお詫びして訂正させていただきます。増えているのは中央アジア
諸国からの労働者です。
イスラム教徒も増え、サンクトペテルブルクにはモスクもあります。
紅茶はロシア風(濃い紅茶を小さいポットに作って熱湯で薄める方法)、テーブルには ロシア風のポテトと
ビーツのサラダ「ヴィネグレット」やウクライナ産のきゅうりのピクルス、サラミ、ライ麦パンとロシアの
蜂蜜やチョコレートなど。
いつもはロシア語教室の飾りになっているホフロマ塗りのアヒルも登場しました。
こちらはナタリアさんの差し入れのお菓子"сушки"(スーシキ)です。薄い塩味のクラッカーのような
感触で さまざまなサイズのものがあり、お茶にはかかせないものだそうです。
加藤正子さんからの差し入れ”そばずし”。お手間いりです。
参加者の(できるかぎりロシア語での)自己紹介もありました。参加者の半数はサンクトペテルブルクに行った
ことがある人たちでした。
ナタリアさんのお住まいはあの「青銅の騎士」の像まで徒歩で15分ばかりのところだそうです。
おすすめの観光スポットとしては エルミタージュはもちろんですが ペトロパブロフスキー要塞をあげて
おられました。またネヴァ川や運河をめぐる観光船もおすすめでした。その川や運河にかかる多くの
橋はそれぞれに魅力があり、橋を見てまわる散策も楽しそうです。
読書家のナタリアさんはよく図書館を利用されるそうです。ロシアでなぜ村上春樹がよく読まれるのか
という話題も出ました。なぜでしょうね?
因みに彼女はあまりすきではないそうでした。
日本人や日本の社会の印象は とても楽観的で 生活を楽しんでいるように見えるとのこと。
ロシアでは 今はウクライナとの問題の影響もあって余裕がなく 社会が暗い感じだそうです。
日本のトイレ事情もほめていただきました。「どこへ行っても清潔なトイレがあり、
トイレットペイパーやせっけんが常備され、便座が温められているものもある!
ロシアだったら ペイパーやせっけんはとられてしまうかも、」、という話で
参加者から大阪の駅のトイレでは 予備のペイパーのおいてある棚には鍵がかかっている
という発言もありました。
楽しい時間はすぐに過ぎて お開きの時間になりました。最後に彼女とタチアナ先生を囲んで
記念撮影。
ナタリアさんは「蒸し暑い名古屋の夏に負けずに なんとか頑張りました!」とおっしゃっていましたが
このところ 少し涼しくなってきた名古屋です。9月23日まで滞在されるとのこと、日本の初秋の
風情も楽しんで行っていただきたいと思います。
楽しいお話をありがとうございました。