今回の新春サモワールお茶会に参加されたSさんに感想文を書いていただきました。
Sさんはまだ大学生、中国留学の経験があり、ロシア語は中国で出会ったロシア人
女性に習ったとのことでした。
文中 「魚の漬け物?」と書いておられるのは たぶん「オイルサーディン」ですね。
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1月18日の新春サモワールお茶会に、ロシア語も出来ないのに参加した。我ながら良くこんなことをしたと思う。
ロシア語の服部先生が通訳をしてくださったが、自分もなるべくロシア語で聞き取ろうと心がけた。大体、全体の
5分の1ぐらいはわかっただろうか。言語は多少の単語がわかれば、相手の会話を聞いていて理解できない箇所が
あっても、予測できるようになる事を体感した。
お茶会のゲストであるアルメニア人のアストヒク・モフシシャーンさんの話はとても面白かった。アルメニアが
世界最古のキリスト教国であることは驚きだった。また、アルメニアの「聖バレンタインデー」では相手のいない
女性はしょっぱい物を食べて眠ると夢の中に、将来の相手が水を持って現れるという話は興味深かった。
男がやったら、将来の花嫁が夢に現れるのだろうか。相手のいない僕は、ひとまず2月14日に同じことをして
みようと思った。
お茶会で振舞われたメレンゲのお菓子が非常に甘く、正直、甘いものがあまり得意ではない僕は、「これが
ロシアか・・・・・・」と。僕はロシアでは暮らしていけなさそうだ。ロシア人の女の子に「あなたは、しょっぱいのも、
甘いのもだめだからロシアには行けないわね」と冗談交じりに言われたのを思い出した。しかし、イチゴのジャムや
サワークリーム、ケーキや魚の漬物?はとても美味しかったので、意外と、僕もロシアで暮らしていけるかもしれない。
今回、このような場に参加できたことは非常良い経験になったと思う。僕の専門は現代中国なのだが、これからの
「グローバル」な時代には、専門に捕らわれず幅広く、様々な人と交流し、様々なことを学んでいくことが大切だと感じた。