サモワールを囲んで

日本ユーラシア協会愛知県連ブログ

第17回 ユーラシアフェスティバル報告

2015年03月22日 | ユーラシアフェスティバル
3月15日(日)午前11時から 第17回ユーラシアフェスティバルが開催されました。

スタッフは9時集合で準備を始めました。まず愛知民主会館2階ホールで会場作りです。重い机を片付けて
椅子だけを並べます。
会場前方では ロシア人の先生たちが恒例の人形劇の舞台作りです。


10時過ぎから ヴェーラダンススクールの子供たちのダンスのリハーサルです。
手の先をピンと伸ばすこと、足を上げる角度、そして顔の表情まで ヴェーラ先生の細かいチェック、
何度もやり直しているうちに 時間をだいぶ超過してしまいました。


大急ぎで人形劇のリハーサルを終えて 11時過ぎから新入会員の歓迎会。参加してくださった新入会員さんに
ひとことずつ自己紹介していただきました。アリビーナ先生からは「今ロシア語の会話クラスで教えていますが
とても楽しいです。みなさんもぜひロシア語の勉強を続けてください!」と励ましのお言葉がありました。

この後は休憩タイムで 紅茶を飲んだり、ピロシキを食べたり、一階で買い物したり。

ピロシキはロシア料理のレストラン「ロゴスキー」のものです。


1階の売り場です。モルドヴァ産のジャムやラトビアの魚の缶詰、グルジアワイン、ウクライナのチョコレートなど
様々な食品がありました。ロシア風の黒パンは早々に売り切れてしまいました。



午後のプログラム、最初はヴェーラ・ダンススクールの女の子たちのダンスです。
真っ赤なウィッグをつけたかわいい女の子たちが会場に飛び込んできました。
「元気な女の子」という曲を踊ります。


続いて今度は少し小さい子たちが踊る「カエルちゃん」!


最後は王女様たちが「親が決めた、愛のない結婚なんていやっ!私は絶対好きな人のところへお嫁に行くのっ!」
と激しく踊ります。


踊った子供たちはそのまま 一番前の列に座って ロシア語人形劇を見ました。


12月のジームニー・プラーズニクでも上演された「雪娘」です。

こどものない老夫婦が かわいい女の子の雪だるまを作ったところ、その雪だるまは人間に女の子になって
二人と一緒に暮らし始めました。でも春が近づいてくるにつれて 彼女はだんだん元気がなくなって、、、

合唱団ミールです。「リンゴの花咲く頃」など3曲を日本語とロシア語で歌いました。


最後に腹話術の大矢 博之さん登場!


この日参加されていたロシア人、ウクライナ人のお客様は日本語が結構上手な方が多かったのですが
お人形のしゃべる早口の日本語は聞きとりがちょっと難しかったようです。
大矢さんは 「最初と最後だけでもロシア語で挨拶を!」と ”Добрый день !"と
"Спасибо!"を練習しておられたのですが 、、

安原理事長の挨拶の後は 参加者のみなさまにも手伝っていただいて 会場の片づけをし、
机を元通りに戻しました。

去年のフェスティバルは参加者が多くて会場が大混乱になったので、今年は机を片付けて
できるだけ多くの人が座れるように、、と工夫したのですが、今度は「紅茶カップを置くところも
なく落ち着けない」という意見も出て今後の課題となりました。
当日の参加者数の予測ができないのが難しいところです。

今回の参加者総数は112名(うち外国人13名)でした。


ご参加くださったみなさま、お手伝いくださった皆様、どうもありがとうございました!