8月13日(土)午前10時30分から東文化小劇場でウクライナ人道支援
チャリティコンサートが行われました。
まず最初は日本ユーラシア協会愛知県連の合唱団「ミール」の合唱です。
ウクライナの民謡を中心に。おなじみのメロディーもありましたが
ウクライナ人の先生に指導を受けたウクライナ語の歌詞の歌のいろいろ
も聞くことができました。続いて日ユ協会理事の松坂仁さんのフルート
です。ラフマニノフのヴォカリーズや彼の恩師の寺原伸夫さんの曲など
美しいフルートの音を満喫して 最後に聞いたのはパブロ・カザルスの
チェロで知られている「カタロニアの鳥の歌」でした。カタロニアでは
鳥たちは「ピース、ピース」と鳴きながら飛ぶのです。
そして最後にウクライナのソプラノ、ナターリア・コズローヴァさんが
華やかな花の刺繍付きの真っ白なドレスで登場!
日本に住んで20年以上になるという彼女から日本語で挨拶がありました。
「私はウクライナで育ったウクライナ人ですが ルーツはロシアにあって
家ではロシア語で話していました。母はロシア文学を教えていましたし、、
ウクライナとロシアが戦争になってしまい、もうどうしてよいかわかり
ません。心から悲しんでいます。みんな平和で普通の生活ができる方が
いいですよね、、」
艶やかに笑いながら明るく呼びかける歌、戦死した恋人を思って歌う悲痛な
歌、その声は深く優しく、メロディーは美しく心に響きました。
会場からはアンコールを求める拍手が沸き起こりましたが 時間がなく
アンコールなしで残念でした。
コンサートを聞きに来られた方は175名、会場の募金箱に集まった寄付金は
112,870円でした。この寄付金は名古屋市「ウクライナ避難民支援
事業」にお届けします。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
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