4月14日(日)午後2時から愛知民主会館の会議室でロシア語サロン番外編が開かれ、今村栄一さんに
8年間滞在してお仕事をされたウズベキスタンについてお話をうかがいました。今村さんはウズベキスタンの
地図や資料も用意してくださり、まず最初は京都大学文学部西南アジア史を学ばれた学生時代の話から様々な
経緯があってウズベキスタンに関わるようになられるまでの話で前半が終わってしまいました。
お茶菓子にウズベキスタン産のドライアプリコット入りのケーキや桃やレーズンなどドライフルーツを
お出しして紅茶で一息いれた後は参加者から様々な質問が出て 今村さんに答えていただき、2014年から
8年間を過ごされたウズベキスタンでの体験から面白いお話を聞くことができました。
ヒジャブをかぶる女性やラマダンを守る人が増えた。
インターネットは使えるが上からの情報の制限がある。
首都のタシケントと地方都市との格差は大きい。
地方に行くと民族衣装を着ている人が多い。
鉄道はあるが本数が少なくて片道は鉄道ででかけられても帰りはタクシーで帰らざるを得ないことも多い。
ウイグル人、朝鮮系などもいて多民族国家である。
ウズベク人は清潔好きで、車の色が圧倒的に白なのも清潔感があるからではないか?
休暇は取れるが 外国にヴァカンスに行くという発想はなく自宅でのんびり過ごしている。
家族を大切にする文化がある。
スイカ、メロン、ブドウなどフルーツが美味しくて価格も安い。
今では成田から直行便がある。
ウズベキスタン内ではクレジットカードは使えないことが多い。
高額な買い物をするときにはドルも使える。
30日以内の観光旅行ならビザは不要など。
参加者は10名、この中でお一人はウズベキスタンに旅行で行かれた方、もうお一人は日本語教師として
サマルカンドに滞在された方で、このお二人もご自分の体験を話してくださいました。次々と質問が出て、
お話が面白く、もっとお聞きしたかったのですが、時間がなくなってしまいました。
今村栄一さんには6月2日の総会でも講演をしていただくことになっていますので 今回参加できなかった方は
ぜひお話を聞きにきてください。
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