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山形県がMS Office回帰

2013-09-06 07:40:27 | ITの仕事

昨日のCNETJapanのニュースで、


▼山形県がMS Officeを再評価、2014年度中に全庁導入--OSSから回帰 (_CNETJapan-トップ - 2013.09.04)
http://japan.zdnet.com/business-application/analysis/35036808/


という記事が出ましたが、経費削減で数年前から地方自治体に広まってきていた無料(または小額)のOffice似ソフトへの依存体質へ歯止めがようやくかかってきたという感じですね。

記事によると、2年前にOpenOffice.orgを全面採用した山形県では、書式やレイアウトなどが崩れる事象が頻繁に発生しての手直しでの作業効率低下で、かえって人件費の無駄を招いてしまったということです。


こういったOffice似ソフトというのは、「マクロはほぼどれも使えない!」というのもさることながら、これら使ってみると一目瞭然なんですが、やはり真似したバッタものは所詮、バッタものに過ぎない・・という感じがするわけです。

たとえば、Excelをそっくりに真似した模造の表計算ソフトではなく、独自のもっとExcelより使いやすい(私の希望としてはExcelより軽い)表計算ソフトというものを独自の技術で開発して、それを安く(または無料で)提供してくれるというのであればともかくなんですが、ただ、Excelそっくりの互換性(ファイル形式も操作性も・・)だけを強調して、本家より安い事だけを売りにするソフトというものは、いかがなものか?と思ってしまうわけです。(独占企業なのでOfficeソフトが高いというのは事実ですが・・・)

かつて(もうなくなってしまった?)ロータス123というExcelに対抗できる表計算ソフトが存在していたように、マイクロソフトがこの分野を独占することが決してよいことではないと思いますので、そうしたソフトを製造する会社や団体は、Officeの模造ではなく独自の対抗できるものをぜひ目指してほしい・・・と願っています。


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