テレワークというのは、自宅で仕事ができるなんて新鮮さと斬新さ、
朝の支度や通勤時間も無くなって、当初はすこぶる効率上がったわけですが、
それもしばらくして慣れてくると、その新鮮さもどんどん薄れていくので
どんどん仕事の効率も当然落ちて行きます。
加えて、回りに上司や他人の目がない分、緊張感やモチベーションも
下がり気味になるものです。
コロナのずっと以前から、いち早くテレワーク化を進めてきました当社でも
その欠点というのを既に10年前から感じており、それで、最初に目を付けた
のがサテライトオフィス化でした。
従業員の自宅の近所に狭い部屋を借りて、会社のサテライトオフィスとして
そこで仕事をやってもらう。
けど、これ思いのほか(家賃以外にも)必要経費が掛かります。
それで、コロナ禍になってから、まず固定費の圧縮で身軽になる事が
経営上の急務と捉えまして、サテライトオフィスは順次閉じていく事に
努めました。
(当社、コロナ禍は余り影響の少ない業種ではありますが、
世界各国一葉の財政出動と金融じゃぶじゃぶの後始末が、
必ずコロナ後には待ち受けてるのは確かですから、むしろ
世界経済の危機はコロナ後なんだろうと踏んでのことです。)
それで今現在では、私も含めてリゾートテレワークの田舎暮らしをして
気分転換のしやすい環境に、更なる気分転換にはコワーキングのできる
近所のカフェに通う日々をおくって仕事しています。
地方でのリゾートテレワーク+ワーキングカフェ
この組み合わせこそが、私的なテレワーク成功への結論と思う次第です。
これ以外に長期にわたってテレワークが成功する手立てはない。
(たぶん!)