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ゴルフに関する今年の落ち着きぶりには我ながらビックリしています。去年は事前に納めた年会費の回収のためにシッチャ気になったということなのでしょうか、目の前に広がるコースのグリーンを見ても去年ほどガツガツと血が騒がないのです。けちな貧乏人根性なのでしょうか?
腕の調子も完全ではないし、去年ほどのペースではゴルフはやらず、滞在二年目の今年は他の楽しみも見つけ出そうと自分に言い聞かせてきたことも、この「落ち着き」に貢献しているようです。
とは言っても、ゴルフが中心の生活であることに変わりは無いので、早速会員権の相談にゴルフ場に行って来ました。バッグドロップエリアで働く若いアルバイトの坊や達を除くと、去年の顔見知りのスタッフが今年も残っていて、こちらの顔を覚えていて笑顔で挨拶に来てくれるのはなんとも気持ちのいいものです。それだけここに入りびたっていたと言うことなのでしょうね、去年の夏は。
去年はBear, Quail二つのコースを無制限に使える「正会員」だったのを、今年はBearだけを月曜日から木曜日に限定して利用する「週日会員」を試してみることにしました。正会員の年会費2350ドルに対して週日会員は年会費1640ドルと割安です。週末はゴルフ抜きも良し、よそのコースでプレーするも良しと選択の幅が広がります。昨年の「正社員」から今年は「パート社員」への切り替えみたいなものです。でも、仕事は仕事です。
7月~8月猛暑の時期の企画として昨年あった999ドルの「期間限定平日会員」の存続を期待して来たこと、シーズン開始から既に2ヶ月が過ぎていること、外国人はビザの関係でそうそう長期にも滞在できずシーズン最後までは居られないこと等を理由にそれなりの配慮は出来ないものかと相談したら、さすがカナダ、「おっしゃることは分かる。上とも相談しますが、私の権限で2割引かせてもらいます」と大人の対応。第一関門突破です!
とりあえず2割引で週日会員契約の手続き完了。でも、これで終わってしまうと「上とも相談」のネタがなくなってしまうではないか。何か上と相談する材料を考えてあげなくては、彼女の立場がありません。そこで私、返す刀で、「週末のプレーは去年ほどのペースではないが、皆無でもない。そこで相談だけどさぁ、上司と相談して何某かの週末優待券なんてのも考慮してくれない?わざわざ太平洋越えて来たんだしさぁ。来年も来るからさぁ。友達も来ると思うけどなぁ。 枚数は任せるけど”The more, the better”って感じ? 」
「週末招待券4枚を出させていただきます」と翌日電話が入りました。話せばわかる大人ですねぇ、カナダ人!
話せばわかる!これこそ世界共通かもしれないです。
何でも値切る関西のおばちゃんの気持ち・・・ちょっと理解していただけましたでしょうか??
あはは~~