呪いをかけて誓った弟子

 

マタイの福音書26:74

『すると彼は、「そんな人は知らない」と言って、のろいをかけて誓い始めた。するとすぐに、鶏が鳴いた。』

 

シーザーの最後のことばは、あまりにも有名ですね。

『ブルータス、お前もか』　信頼していた者の裏切りを見て、シーザーが話したことばです。

 

イエス様は12弟子全員に裏切られました。

イスカリオテ・ユダは金をもらってイエス様を売りましたし、他の弟子たちは自分たちの身に危険が迫っていることを恐れて、仲間ではないと呪いながら裏切りました。

 

シーザーは信頼した者の裏切りをその瞬間まで知りませんでした。

 

アメリカで2021年1月6日、議会に立ったペンス副大統領の裏切りは、その瞬間まで人々は知りませんでした。

 

敬虔なクリスチャンと尊敬されていた者に裏の顔があるとは誰も思いませんでした。

彼は歴史を悪い方向に変えてしまいました。

 

イエス様は、弟子たちが裏切ることを弟子たちが考えてもいない時にすでに語っていました。

ペテロに、『今夜、鶏が鳴く前に、あなたは三度、わたしを知らないと言います。』と断言しました。

 

しかしペテロは、『たとい、ごいっしょに死ななければならないとしても、私は、あなたを知らないなどとは決して申しません。』

 

ペテロは裏切る気持ちがないので、自信を持って話したと思います。

ですが結果はイエス様が言われた通りでした。

 

人間は、環境と人に弱いです。

恐れが来ると信仰を捨てたり、人を裏切ったりします。

 

自分でも自分の心がどう変わるか分からないです。

口で信仰を告白し、主を愛すると言うのは簡単ですが、最後まで信仰を守り、主を愛し、主と共に歩むことは簡単ではないです。

 

【関連聖句】

第2テモテ3:5

『見えるところは敬虔であっても、その実を否定する者になるからです。こういう人々を避けなさい。』

 

【聖書通読】

－裁きに関する詩篇－

• 詩篇52-53編

 

《 ３分バイブルボイス  》