使徒の働き16:25-26
『真夜中ごろ、パウロとシラスが神に祈りつつ賛美の歌を歌っていると、ほかの囚人たちも聞き入っていた。
ところが突然、大地震が起こって、獄舎の土台が揺れ動き、たちまちとびらが全部あいて、みなの鎖が解けてしまった。』
人を恐れず、環境を恐れないための一番の秘訣は、イエス様から目を離さないことです。
イエス様から目を離した瞬間から、人が見え、環境が見え、心配と恐れが一気に入ってきます。
主の弟子ペテロを見ると分かります。
湖の上を歩いて来られる主を見たペテロはこう言いました。
『主よ。もし、あなたでしたら、私に、水の上を歩いてここまで来い、とお命じになってください。』
主は『来なさい。』と言われました。
ペテロは舟から出て水の上を歩いてイエス様の方に行きました。
しかし次の瞬間何が起こったでしょうか。
強風を見て怖くなり、沈みかけました。
彼を助けた主は、ペテロに言いました。
『信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか』と。
イエス様から目を離さなかった時は怖いものがありませんでした。
しかし目を離した途端に怖くなり沈みました。
パウロとシラスは、イエス様から目を離さずに生きた人々でした。
人も迫害も環境も、彼らは恐れませんでした。
共におられる主が、自分たちの味方であることを信じていました。
世界中の人々が自分の味方であっても、主が味方でないならば、それはむなしいことです。
その反対に世界中の人が自分の敵であっても、主が味方であるならば、その人は一番強い人で幸いな人です。
【関連聖句】
へブル12:2
『信仰の創始者であり、完成者であるイエスから目を離さないでいなさい。イエスは、ご自分の前に置かれた喜びのゆえに、はずかしめをものともせずに十字架を忍び、神の御座の右に着座されました。』
【聖書通読】
-古い人と新しい人-
- コロサイ2:20-3:11
《 3分バイブルボイス 》