マルコの福音書2:14
『イエスは、道を通りながら、アルパヨの子レビが収税所にすわっているのをご覧になって、「わたしについて来なさい」と言われた。すると彼は立ち上がって従った。』
マタイはローマ政府のためにユダヤ人から税金を取る働きをする取税人でした。
当時、取税人はユダヤ人の憎しみの対象でした。
彼らの地位に対する低い評価が、『取税人と罪人』ということばで分かります。
レビとはマタイのことです。
イエス様は彼が収税所に座っているのを見て、彼を招きました。
マタイはすぐに主に従いました。
多くのお金を稼ぐ取税人としての仕事を捨てて、主に従いました。
そしてマタイは、キリストの中で新しく生まれ変わる自分の新しい人生を祝うために、自分の家に取税人や隣人などを呼んで宴会を開きました。
マタイは「マタイの福音書」をユダヤ人のために記録しました。
彼は、主にあって新しい人になり、主のために偉大な働きをした弟子になりました。
社会から冷たい扱いを受ける人であっても、主にあっては必要な人です。
主の招待に応じたので偉大な働きが出来ました。
【関連聖句】
ルカの福音書5:27-29
『この後、イエスは出て行き、収税所にすわっているレビという取税人に目を留めて、「わたしについて来なさい」と言われた。
するとレビは、何もかも捨て、立ち上がってイエスに従った。
そこでレビは、自分の家でイエスのために大ぶるまいをしたが、取税人たちや、ほかに大ぜいの人たちが食卓に着いていた。』
【聖書通読】
-キリストにある喜び-
- ピリピ2:1-11
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