創世記4:16
『それで、カインは、主の前から去って、エデンの東、ノデの地に住みついた。』
人類最初の殺人者であったカインは、ある意味この世の人々の人生を見せた最初の人間かも知れません。
カインの生涯は、主のことば通り「あなたは地上をさまよい歩くさすらい人となるのだ。」と、絶えずさまよう人になりました。
彼は町を建てた最初の人でもありましたが、この世のどこでも真の満足と喜びを発見することは出来ませんでした。
人間は神から離れると不幸になり、みじめになります。
“ノデ”の意味は、さすらいの意味です。
そこは神が人と共にいたエデンとはまったく違う所で、呪われた地、神から逃げた地、苦しみの多い地でした。
カインはなぜ回復することもなく不幸な人生を生きたのでしょうか。
主の前から去ったからです。
罪を犯した後に彼が神の前に悔い改めたなら、神は彼を回復させたのに、カインは完全に神から離れたので二度と回復することができませんでした。
たとえ私たちが罪を犯しても、間違った道にそれたとしても、私たちは神から離れてはいけません。
離れずにいるならば神様が回復させて下さるからです。
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