ルカの福音書6:31
『自分にしてもらいたいと望むとおり、人にもそのようにしなさい。』
周りに不愉快な思いをさせる人たちがいます。
配慮もなく、自分がしたいようにする人たちがいます。
誰かがそのことで何かを言うと『自由にして何が悪いの』と反論します。
自分の自由な行動が周りの人たちに嫌な思いをさせ、迷惑ならば、それは自制すべきです。
アメリカの大学の教室でのことです。
階段式の教室で数百人の学生たちがいました。
世界中からの留学生もいました。
社会学の学びなので、それに関連する内容が多いです。
アメリカ人の多くの学生たちは、足を前の座席の上に載せていました。
前の席に座っている人の頭に靴が当たるぐらいでした。
彼らはそれを平気にやっていました。
それに関する話題になった時に、一人の韓国からの女性留学生が、「韓国ではそんなことは絶対しない」と言いました。
それは教授に対しても悪い態度だし、周りへの配慮もないから、普段しないと言われました。
自分が嫌なことは人にもしないと言いました。
教授はアメリカ人の学生にそれを学ぶように言いました。
日本でもそんなことはしないです。
小さい時から、周りに迷惑をかけてはならないと教わっており、行儀が悪いことだと学んだからです。
神様はみことばで『自分にしてもらいたいと望むとおり、人にもそのようにしなさい。』と言われました。
もちろん良いことを前提にして言われたことばです。
【祈り】
人は共存しながら生きるので、良い社会のためにも配慮が必要ですね。
【ジブチ共和国】
エチオピア近くにある国です。70年間フランスの植民地でありました。
世界一混雑するスエズ運河の通り道に位置し、ソマリアの海賊がよく現れる場所でもあります。
国土のほとんどが不毛地である砂漠で、天然資源も農作物も貧弱です。
イスラム教が94%で、キリスト教は6%ですが、ほとんどが外国生まれの人とその家族です。
産業基盤が弱いので青年失業も深刻で80%です。
人の力では問題が解決されませんが、恵みの主がこの国も憐れんで下さり、生きる道が開かれますように。
青年たちが生きておられる主を求めますように。
《 3分バイブルボイス 》
【祈り】私のために祈っておられる主:ローマ8章