詩篇36:1-4
『罪は悪者の心の中に語りかける。彼の目の前には、神に対する恐れがない。
彼はおのれの目で自分にへつらっている。おのれの咎を見つけ出し、それを憎むことで。
彼の口のことばは、不法と欺きだ。彼は知恵を得ることも、善を行うこともやめてしまっている。
彼は寝床で、不法を図り、よくない道に堅く立っていて、悪を捨てようとしない。』
悪人とは、悪と知りながらも企み、悪を行う者です。
人間には良心があるのである程度、善悪の判断や分別が出来ます。
信仰の有無によって判断の差はあります。
良心があるので罪を犯すと罪責感が出て来ます。
しかし良心の声を無視すると、良心はマヒして自ら悪を企み、悪を行います。
悪人の心には神への恐れがないです。
恐れがないので神が忌み嫌うことを平気に行います。
悪人は悪を愛します。
自分が嫌いなことならばしないでしょうが、好きなので企みます。
悪人の錯覚は、悪が恐ろしい罪とも知らずに悪を自慢します。
滅びに向かっていることにも気づいていません。
自ら悪を企む者たちは悪いサタンと共に永遠の刑罰を受けるようになります。
神のことばはいつも悪人の罪を告発しています。
【関連聖句】
詩篇58:3
『悪者どもは、母の胎を出たときから、踏み迷い、偽りを言う者どもは生まれたときからさまよっている。』
《 3分バイブルボイス 》
【祈り】ある人の感謝の祈り:詩篇118編